株投資で10万円をいかに増やせるか？実際にやってみました

株投資も証券会社によっては数千円〜ほどの少額資金で始めることができます。

ただ株投資の醍醐味である株主権利や配当、株主優待を万全に受けるには100株単位で株を買う必要があります。

その場合数千円規模の資金ではとても足りません。

株の値段次第ですがどの株でも100株買えるようにしておきたいのであれば100万円ほどの資金は用意しておきたいところです。

とは言えそこまでの資金をポンと用意するのは簡単ではありません。

そこでここでは現実的な投資資金10万円で株投資をした場合に実際に増やせるのか？過去データを元に検証をしてみました。

2023年時点で10万円以内で買えた株

ここで紹介する株は「東洋建設」です。

2023年1月時点での株価は850円程度。100株を8万5000円で購入します。

そして2024年1月の時の株価は1250円前後。

1株あたりの利益は400円なので100株で4万円の利益となります。

10万円資金で4万円の利益となるのでかなりの高効率ですね。

資金10万円だと制限が発生する

株で資金10万円の場合、どうしても100株買える株が制限されてしまいます。

人気の株は50万〜100万の間にあることが多いので10万では100株は手が出ません。

また現物売買が基本の株の場合、利益率は良くても絶対利益額はどうしても低くなりがちです。

資金10万円ならFXの方が良い場合も

10万円と少なくはないですが投資の世界では心許ない資金の場合、株よりもFXの方が効率的に利益を狙える場合があります。

例えば米ドル円を2023年1月に買い、2024年3月に売った場合一ドルあたりの差額利益は20円となります。

10万円資金の場合、レバレッジを最大にしなくても1万通貨購入できます。

1万通貨x20円＝20万円

となり1年３ヶ月ほどで10万円で20万の利益を得ることができました。

さらにドルを買った場合、１万通貨あたり1日200円のスワップポイント益が得られます。

200円x450日＝9万円

と為替差益の他に9万円のスワップポイント益を得ることができます。

合わせて30万弱の利益。10万円でここまでの利益を得られるのは驚異的ですね。

あくまで「たられば」の結果論なので実際のFXでここまで理想的な取引は難しいですが、この利益は夢がありますよね。

FXについて詳しくは下のリンクでもっと詳しく解説してますので参考してみてください。

→漫画付きで楽しくFXを解説。初心者も始めやすいFX会社は？