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【URUオンラインスクールで学ぶ】インスタ運用で絶対に必要なターゲットの決定

こんにちは、みさです。
フォロワー数よりもエンゲージメントが大事だということを書いていたのですが、今回はエンゲージメントを向上させるために必要なターゲティングの設定について書きたいと思います!


このブログで学べること:

  1. 効果的なターゲティング設定の手順

  2. 各メディアでの訴求が簡単になる方法

  3. ターゲティングに関する誤解を修正する

  4. エンゲージメントの向上方法

ターゲティングの基本的な考え方

現代では情報が溢れかえり、人々は自分にとって関心のある情報のみを選び取ります。情報発信者として、どうすれば自分の情報が必要な人に届くかを考えることが重要です。

例えば、情報を雨に例えると、傘はフィルターのようなものであり、フィルターを通り抜けた情報が見られるだけでなく、受け取ってもらう必要があります。ここで考えるべきポイントは、どのようなメッセージをどこで発信し、それがどのようなターゲットに届くのかということです。

情報が溢れる現代において、ターゲットに合った情報を適切に届けることは非常に難しい課題です。多くの人が日常的に膨大な量の情報を目にしていますが、その中で注目されるためには、情報発信の戦略が不可欠です。

ターゲティングの設定は、その戦略の中でも最も重要なステップの一つです。効果的なターゲティングによって、正しい人々にメッセージが届き、エンゲージメントが向上します。ターゲティングが不十分であれば、メッセージが見逃されたり、無関心な層に届いてしまう可能性があります。

ターゲティングのステップ

ターゲティングのプロセスは、いくつかのステップに分けることができます。以下にその手順を説明します。

ステップ1: 問題の特定(PROBLEM)

出口戦略において、どのようなユーザーが必要かを考えましょう。それは、自分の商品やサービスが必要とされる人々です。ターゲティングの基本は、「誰が自分の提供する価値を最も必要としているか」を明確にすることです。

例えば、居酒屋の集客をしたい場合、職場の飲み会を計画している人や、恋人と居酒屋に行きたい人がターゲットになります。これらの人々が抱える課題は、「良い雰囲気の居酒屋を見つけたい」「安心して楽しめる場所を探している」などです。

家具の販売であれば、新しく一人暮らしを始める人や、同棲を始める人がターゲットになります。この場合、ターゲットの抱える課題は、「快適な住環境を整えたい」「新しいライフスタイルに合った家具が欲しい」といったものが考えられます。

さらに、具体的な例として美容室を挙げると、髪質の悩みやセルフスタイリング、美容室でのオーダー方法などが考えられます。それに対して、髪質改善に効果的な自宅で使えるヘアケア商品や、セルフヘアアレンジに便利な情報を提供することが考えられます。このように、ターゲットの課題を深く理解し、それに対するソリューションを提案することが、ターゲティングの最初のステップです。

ステップ2: 観察(OBSERVE)

ターゲティングには「属性ターゲティング」と「行動ターゲティング」の2種類があります。まず、属性ターゲティングについて説明します。

属性ターゲティング

  • 地域: 地域に密着した集客が必要な場合に有効です。たとえば、地域イベントの告知や、店舗のプロモーションに適しています。

  • 年齢: 年齢層に合わせた悩みや需要をリサーチする際に役立ちます。例えば、若年層向けのファッションブランドと中高年向けのヘルスケア商品では、訴求内容やメッセージが異なります。

  • 性別: 性別に基づいた悩みや需要を分析します。化粧品やスキンケア商品など、性別によって求められる機能や効果が異なる商品に適用されます。

  • 環境: 仕事、家庭、年収などを考慮して、販売する商品・サービスや集客に対するアプローチを決定します。例えば、高所得層向けの商品と、ファミリー向けのサービスでは、広告の打ち出し方が異なります。

これらの属性を観察し、ターゲットを設定します。属性ターゲティングは、ターゲットの基本的な特徴を理解するために有効です。

次に、行動ターゲティングについて説明します。

行動ターゲティング

  • 興味関心: ユーザーの趣味嗜好、関心度合い、知識レベルを観察し、発信する内容や訴求ポイントを決定します。例えば、健康志向の人には、オーガニック食品やフィットネス関連の情報が刺さりやすいです。

  • 行動パターン: ユーザーのスケジュールや行動パターンに基づき、発信時間帯や媒体をリサーチします。たとえば、ビジネスマン向けには通勤時間にメルマガを配信し、主婦向けには昼間の時間帯にSNSで情報を発信することが考えられます。

この「行動ターゲティング」は特に重要で、ユーザーの興味や関心を観察しながら、発信内容を決めることが求められます。行動ターゲティングは、ターゲットがどのような行動を取るかを理解し、その行動に合ったメッセージを届けるための方法です。

ステップ3: 調査(RESEARCH)

出口戦略において、ターゲットが抱える悩みは何かをリサーチします。リサーチは、ターゲットが本当に何を求めているのか、どのような問題を抱えているのかを理解するための重要なステップです。

たとえば、SNSに関する悩みであれば、認知度の向上、集客、媒体誘導、フォロワー増加の課題などが挙げられます。その中で、どの悩みに対して自分が最も効果的な解決策を提供できるかを考えることが大切です。

OBSERVE(観察)とRESEARCH(調査)の違いは、OBSERVEがターゲットの行動パターンを基に発信方法を決定するのに対し、RESEARCHはターゲットの悩みを把握し、発信内容を決定するプロセスです。OBSERVEがターゲットの外見的な特徴に焦点を当てるのに対し、RESEARCHはターゲットの内面的なニーズや問題に焦点を当てます。

リサーチでは、ターゲットが直面している具体的な課題を深掘りし、それに対してどのような解決策を提示できるかを考えます。このプロセスを通じて、ターゲットが本当に必要としている情報を提供することが可能になります。

ステップ4: ポジショニング(POSITIONING)

これまでのPROBLEM、OBSERVE、RESEARCHを経て、最終的に「誰に、何を、どのように、いつ、どこで発信するか」を細かく設定します。このプロセスをポジショニングと呼びます。

ポジショニングでは、SWOT分析などを用いて、自分の強みや弱みを理解し、最も効果的な発信方法を決定します。SWOT分析とは、自分の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)を分析する手法です。この分析を行うことで、自分がどの市場でどのように戦うべきかが明確になります。

ポジショニングを行う際には、自分の強みを最大限に活かせる市場を見つけ、その市場に対してどのようにアプローチするかを考えます。例えば、自分が特定の専門知識を持っている場合、その知識を活かして専門的な情報を提供することで、他の競合と差別化を図ることができます。

また、ポジショニングでは、ターゲットにどのように情報を伝えるか、具体的な方法を決定します。これには、SNSを使った情報発信や、ブログ記事の執筆、メールマーケティングなど、さまざまな手段が含まれます。重要なのは、自分が選んだ手段がターゲットに最も効果的に届くかどうかを考慮することです。

まとめ

ターゲティングの設定は、エンゲージメント向上に直結します。特に、PROBLEMとOBSERVEのステップは確実に押さえておきたいポイントです。投稿を作成する際には「この投稿は誰のどんな問題を解決するのか」を常に意識しましょう。

ターゲットを明確にし、彼らに刺さるコンテンツを発信することで、エンゲージメントを効果的に高めることができます。ターゲティングが適切に行われていれば、発信するメッセージがターゲットにしっかり届き、共感を得ることができます。その結果、エンゲージメントが向上し、ビジネスの成果にもつながるでしょう。

また、ターゲティングは一度設定したら終わりではありません。市場やターゲットのニーズは常に変化するため、定期的にターゲティングを見直し、必要に応じて修正を加えることが重要です。このように、ターゲティングのプロセスを継続的に改善することで、より高いエンゲージメントを維持することができます。

最後までお読みいただきありがとうございました!
以下は、参考にしているYouTubeチャンネルなどです。


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