8 初めて知ること

13週。もう9割諦めていました。

でも1割の望みに期待する自分もいました。


先生から告げられた言葉は


「残念ですが稽留流産です。このままお腹のなかに残しておくと、母体も危険ですので、手術で摘出する必要があります。手術の日程を決めましょう。」


初めて聞いた稽留流産という言葉。

出血などがなく成長が止まってしまう流産だそうです。

流産なんて考えもしなかった。

当たり前が当たり前しゃないと知る。


そして手術の日程を決めて帰って、旦那の前で泣きじゃくった。


手術の日まで毎日毎日涙が枯れる程泣いて、なんで私なの?なんでなんで!と持って行き場のない気持ちでいっぱいでした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?