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想いを言語化するだけで豊かになる


5月31日、親友と焼肉を食べていたある日、

「5月どうでした?」
ってきかれて、

うーん5月どうだったかなって振り返ってみたら、特に目に見える変化もないし、環境が変わったとか、何か新しいことを始めたとかもない。
強いていうなら、オンラインになったり対面になったりと振り回されたなぁ。

でも、なんだかすごく変わった気がする。

目に見える形としては変わってないんだけど、

心というか、気持ちというか、頭の中が豊かになった。
なにかについて集中して思考する時間が増えた。

そんな気づきについて書きたいと思う。


ゼミが増えたからなのか。
思考する授業が増えたからなのか。

よく分からないけど、とにかく本当に一つのことに向き合って集中して思考して、頭でちゃんと考える時間が増えた。

そんなことって、ある人にとっては当たり前のことで、
いやほとんどの人にとって当たり前のことかもしれないんだけど、


旅革命の時、私は思考するのが本当に本当に苦手で、
「みりょんは?」って振られるのがすごくいやで、
みんなに対して1on1でフィードバックするのも本当に難しくて。
短時間じゃ全然意見が出てこないから、夜に一人でずっと考えて携帯のメモに忘れないように書き続けていた。

旅革命って、めちゃめちゃ思考している人ばかりで、
それを止まらない勢いでお互いに語り合っていて、
それが本当にうらやましかった。

そんな自分が、その時その時感じた思いみたいのを、いろんな人が見ているtwitterに書きまくっているなんて、あの時はありえないと思う。

本当にめちゃめちゃ思考したなって思うものが5月は4つくらいあって、

ひとつは大学の授業。
ひとつはゼミ。
ひとつはクラファンのPR。
ひとつは周りの人との対話。


今学期から教免を取るのをやめたおかげで、
本当に自分が取りたいと思った授業だけで時間割が埋まっているから
本当に楽しい。

でもそれだけじゃなくて、今学期の授業はとにかく議論したり自分の頭の中で考える授業が多い気がする。

特にフィールドワーク方法論っていう授業は、沈黙がほとんど無いぐらい全員で意見を共有し合っていて、その内容も本当に濃くて濃くて。
実は最初らへんは、めちゃめちゃ意見をはっきり発信する周りのみんなに圧倒されていたんだけど、この輪にちゃんと入っていきたい!と思って、すごくすごく集中して、ちょっとでも思ったことは自信が無くても発信することを心掛けた。

そしたらだんだん、「議論する授業ってこんなに楽しいんだ」って思ってきて、元々は議論したり意見求められるの苦手だったのに、今は逆に議論する授業が自分の中で一番楽しくなってきた。

外国の映画を見て、そこから感じたことを一人ずつコメントする授業もあるんだけど、いつも、「たいしたこと言えないの恥ずかしいなぁ」と思っていた。
でも、思考する癖がついてから、ひとつの物語からもいろんなことに繋げて考えられるようになって、得られる気づきも増えていった。
授業のリアクションペーパーとかも、書くのが好きになった。


ゼミも結構これと似ていて、今学期から3つのゼミに入ることになって、
1つのゼミは卒論のテーマを発表していくんだけど、
あとの2つは文献やニュースのトピックから、疑問に感じたことや関心を持った部分について議論していくって感じ。

1年生のときは、ゼミをやっていても、とりあえず何か質問しよう!って必死に心がけていたものが、最近はふっと疑問や深めたいトピックが頭の中に浮かぶことが多くて、ゼミでみんなと議論している時間が本当に楽しくて楽しくて。

先生から話を聞いて、なにか新しい知識を得られた時ももちろん嬉しいんだけど、答えが出ないような議論でも、みんなで熱中して話し合っている時間って本当に尊いなと思う。



クラファンのPRは、本当に本当に本当に、どうしてもどうしても達成したくて、できることはなんでもやるって感じだった。

クラファンは、今インターンしている会社でやっていて、またそれについては詳しく書きたいけど、とりあえず今日は自分がどのようにクラファンに向き合ったのかについて。

クラファンが成功したらオンラインスタディツアーというものを開催するんだけど、私はそのスタディツアーの企画チームに属していて、NGOの方と連絡を取ったり、動画を編集したり、司会進行を考えるのが役割だった。

でも、中々クラファンはうまくいっていなくて、もどかしかった。
インターンの中の普段の部署は広報PRだから、やっぱり広報についても考えたくなってしまって、

「どうしたらもっと支援したいと思う人に情報を届けられるんだろう」
「本当のニーズはどこにあるんだろう」

とか、本当に自分の頭の中で必死に考えて考えて、クラファンの広報チームに発信して、元々なかった仕事も増やして、いろんなメディアにアプローチして....

何がうまくいっていなくて、どう改善するべきで、何をしたらもっと広く広報できるかって、本当に心の奥から考え続けた。

もちろんその分仕事も増えるし拘束される時間も増えるから、大変ではあったんだけど、なにより充実感がすごくて、本当に楽しかった。

なんだかんだインターンももう1年くらい続けていて、マンネリ化していた部分もあった。

でもやっぱり、タスクを消化する、とか、任された仕事を期限内にやり切るとか、そういうことだけじゃなくて、自分の頭の中で考えて生み出した仕事はすごく生き生きしていた。
心が動きながら仕事していた。

結果、無事クラファンは達成した。
(またこれについては書ききれないから違う記事で書こう..笑)


最後の、周りの人との対話。
これは、ひとつの出来事についてになっちゃうけど、37期で東京会をしたときのこと。

ありさんが東京に来るってだけでレアだけど、やっぱり同じ期の仲間とゆっくりご飯を食べて、カンボジアと同じような空気感で真面目に語り合うっていうのが本当に、幸せで、あ、この時間本当に愛しいって思った。

ありさんの話きいてるとき、あぁこの言葉書き留めたいって思ったり、話を聞いていて自分の頭の中でもどんどんいろんな大切な言葉が出てきて、スマホを出して全部メモしたいっていう衝動にずっと駆られていました。

37期会の直後から、twitterを使うようになった。
元々自分は何ひとつ投稿したこと無かったんだけど、とりあえずみんなから教わったことを忘れないように書き留めておこうと思って、なんも見返さないで頭に思い浮かんだことをずっと書き続けた。

そしたらその日以降、ゼミで思ったこととか、授業で思ったこととか、自分の頭の中を全部書き続けるようになった。楽しくて。
(twitterってそういうものだよね、普通だよね。誰でもそうする。
でも自分にとっては中々今までやらなかったことだったんよなぁ。)


そんなこんなで4つのことについて書いてきた。

「想いを言語化するだけで豊かになる」

本当にそう思う。

外出しなかった日でも、特に特別なことが無かった日でも、
日々の中にはいろんな気づきや感情で溢れていて、

それにきちんと向き合って、言語化したり発信することで、
頭の中も、日々の生活も何倍も何倍も豊かになるんだなって気づいた。


そんな5月だった。

そういえばnoteを見返していたら、「内側と外側」っていう記事を書いていて、今年の目標は外から見えない自分の内側を磨いていきたいっていうことを書いていた。

少し、内側を磨けた月になったのかも。

そう思うとちょっとうきうきする笑


ありがとう5月!楽しかった!

6月も、頭の中豊かに生きよう!!!




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