初代リリア編３：絶望からの復活
子供もいないまま未亡人になったリリアですが・・・。
思った以上に精神的ダメージ大きかった。
農場管理管だったのですが、ラダの餌やりや乳絞りの時などに、いつも会いに来てくれたキリアン君のことを思いだし、大好きな農場の仕事もできなくなってしまいました。
年末には魔銃兵に志願するつもりだったのですが、それも止め(後で気づいたけどエルネア杯の前だったので募集はなかった)、ミッションだけをこなしつつ、寝たまま時間スキップする毎日。友人達の誘いも断り続けて半引きこもり生活。
しかし、年明けには農場代表になる。
度々授業や会議に呼び出されます。
さすがにサボるわけにはいかないと、呼び出しのある仕事だけは何とか気力を振り絞って参加していましたが、辛い。
郊外通りの人混みを見て「こんなに人がいるのにキリアン君はなぜいないんだろう」と思ったり。
癒しゲームと聞いていたのに、なぜ鬱ゲーになってしまったのか（そういうゲームも嫌いではない）。
「代表辞めたい・・・（でもミッションはやりたい）」と思って応募したのが騎士隊の選抜トーナメント。
準決勝ではかなり苦戦し、無理かなとも思ったのですが、なんと優勝しました。
友人達にも祝福され、まんざらでもない気持ち。
キリアン君の葬儀の後、初めてのスクショ。
入隊後の初イベント。
ミリー女王もガノスへ去ってしまい、二代目ボリス国王の治世になっていました。
元々代表を辞めたかっただけなので、すぐ解任服を来て国民に戻ろう！ と思ったものの、トーナメント終了まで着られず。
攻略wikiではトーナメント開始前にも着られると書いてあるのですが、終了後でないとダメなようです。
とにかく、国民に戻りました。
ちょうど壮年になった年ですね。国民服のデザインも変わります。
転生後？のためにダンジョンでアイテム収集をしながら、「ついでに魔銃に入って遺跡の星７ダンジョンも解放しようかな」と思う。
アイテム集めてお金もためて来世こそ長い幸せな結婚生活を送るんだ―！ と気合を入れてゲーム続行。
最初からやり直すことも考えましたが、イベント等で集めたアイテムも衣装も増えてきたのでもったいないし、これまでのエルネア人生をなかったことにもしたくない。
この頃には友人達に誘われたら行く程度には交流するようになっていました。
ジョルジーヌちゃんも壮年に。
この辺りで魔銃に入隊。
成人して農管になったクリステルちゃん。
時間は流れてるんだなぁ。過ぎてみると早いものですが、寿命まではまだまだ長い。
友達と会うのも楽しいのですが、皆にはそれぞれ家族がいて、一緒に家に帰っていく人々を見ると寂しくなることもありました。
「そうだ、イムを飼おう！」
そしてお迎えしたのが神殿に住むマル。
空腹になるとエサをねだりに来たり、何もなくても会いに来てくれたりと癒しになってくれました。
床にべったり伏せて眠る姿も可愛い。
キリアン君がいなくなった後は、マルがリリアの唯一の家族でした。
実際一人(と一匹)の生活も気楽ではあります。
畑を独り占めできるし、誰にも気兼ねせずに徹夜で外出もできる。
一人で酒盛りをしたりとか（魔銃師会のメンバーで飲み会やったり、友達と飲みに行くことができたらいいのにとも思った）。
期間限定ミッションにも集中できる。
フェルタの恵みイベントでは徹夜で採取し、朝帰りして朝食をとりマルにご飯をあげてました。
でも時々無性にキリアン君に会いたくなります。
リリアは毎日有頂天で暮らしていますが、きっとキリアン君のことは忘れてはいないのでしょう。
時々畑が世話済みになってたり（雨が降ったからだと後で知る）、作物がなくなってたりすると（放置して消えたものと思われる）「キリアン君来たの！？」と思ってしまう。
いつも朝早くから畑に来ていることが多かったキリアン君。
やっと気づいたのですが、ウィアラさんのミッションが増えていました。
ウィアラさん無理言わないでください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？