合唱で声量アップするには?

急ぎの場合:
①肩の力を抜く

少し時間が有る場合:
②腹式呼吸をする

期間に余裕がある場合:
③筋トレをする

それぞれ解説します。


①肩の力を抜く
 不要な緊張やストレスを持たせず、身体をリラックスさせることで声帯を自然に使えるようになり声量アップ。
 
どのくらい?
→肩を後ろから押されたら前に動くぐらいが目安です。押し返している時は力が入っています。

どうやって?
→よくある肩を回すストレッチをしてください。もし複数人いる場合は肩のマッサージをしてもらうとなおよしです。


②腹式呼吸
 声帯を振動させるために呼吸をコントロールすることで深く呼吸でき声量アップ。

どのくらい?
→お腹を前から押されたら跳ね返すぐらいが目安です。お腹が凹む時は力が入っていません。

どうやって?
→自分の脇腹を抱えるように抑えた状態で、お腹が凹まないように息を吐いてください。普通は凹むので、凹みにくい力の入れ方を探ってください。この時、肩の力は抜いたままにしてください。
 慣れるまで少し時間がかかりますが、コツを掴むとすぐできるようになります。


③筋トレ
 大角膜周りのインナーマッスルを鍛えることで声量アップ。

どのくらい?
→声が大きくなったと実感するまで!

どうやって?
 椅子を用意します。
 椅子に浅く座り、座ったまま足を伸ばしてください。
 腹筋が疲れます。
 この状態で、できるだけ耐えてください。
 合唱練習の時に時間を決めてやるか、ガチであれば思いついた時暇な時にトレーニングすると、インナーマッスルが鍛えられて、じわじわ声量がアップします。
 ちなみに投稿主は、このトレーニングを1,2年ほど続けた結果、何もない時に「声が大きいね」と言われるようになりました。効果はありましたがほどほどにやりましょう。

以上のコラムは、合唱団に所属して指揮者をしていた経験に基づいて書いています。良かれと思って書いていますが、合う合わないはあると思うので、実際にどうするかは皆さんの判断で決めてください。

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