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ケのカンファ

最近報告していませんでしたがちゃんとやっています笑

今日の症例は70代男性の一週間前からの左下腹部痛。救急外来の症例です。

きちんと話を聞けばヒントが散りばめられていて、病歴聴取だけでも診断に近づける素晴らしいケースでした。


腹痛と同時に始まった便秘、そしてなぜ鉄剤を内服していたのか?
それはかかりつけ医で指摘された貧血と便潜血陽性の歴が隠されていたのでした。最終の大腸カメラは1年前で直近での検査はしていません。



受診時のgeneral、バイタルサインは安定していたものの、昨日からの急な悪化、そしてXpの鏡面像。

(写真はイメージです)

すぐに造影CT撮像を行い、暫定診断は大腸癌(拡張部の分布で部位もほぼこの時点で特定できました)、すぐにコンサルト。CTでは学生さん、初期研修医もいたのできちんと腸管を追う読み方を復習しました。




ERセッティングながら、よくぞ丁寧につめきったものだとプレゼンターに拍手です。


また不定期に報告します!





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