【連載第5回】Twitterが大喜利状態に?
医学界新聞の連載 第5回の反響が予想外の大変嬉しいものでした。
引用RTから素敵な作品(?)を見ることが出来ます。
https://mobile.twitter.com/igakukaishinbun/status/1358695814885957633/retweets/with_comments
”物語”がテーマだったのですが、それもどこへやら🍃
twitterのトレンド的には
・ 絵にタイトルをつける
・ 自分の日常に当てはめる などなど
ちょうど ”名画で学ぶシリーズ” のようになってしまいました笑
でも沢山の人の心を揺さぶり、考えにふけさせたのはこの作品の魅力・引力ゆえだと思います。
アートってすごい。
他の素材では中々こうは行きません。
知識の差などから、そもそもフラットな立ち位置での対話の場の確保は難しいですし、また”目標”を設定されていたり、誰かの権威や利益、思惑が入ってくると、途端にその場は恣意的に操作されたものとなり、自由な発言を行うのが難しくなります。
すぐに”〜〜するのはおかしい”、”□□が正解、✗✗はだめ”などの評価がついて回ります。
その点でアートはテーマも豊富でほぼ無限大、デリケートなテーマであっても扱いやすく、どんな使い方でも非難の対象にはなりません。正解の解釈や観賞法なんてものはないので、鑑賞者のペースで、観方も自由に、ときには”観る・考える”過程に集中したトレーニングも出来るし、今回のような直感的な創造的観賞をしながら愉しむことも出来ます。
アートの視点というのは技術を継ぎ接ぎしていくのではなく、もとからある自分の感性を大事に、何が好きか?嫌いか?どんな傾向があるか?などの自問自答を繰り返しながら、”育てていく”という感覚が合うような印象が最近は強くなってきました。
仕事や学校の外で、絵画を観るときくらい「こうすべきだ!」「そのみ方は不謹慎だ!」などの外部の声やギチギチの外の価値観、評価はいったんおいておいて、自由に(でも時間をかけて集中して)観て、自分の中で生まれた気づきや思いを消えぬよう、絶やさぬよう、大事にしていってほしいなぁ、そんな空気感が当然のようになるよう広げていきたいなぁ、と最近思いが固まってまいりました。
ちなみにこの絵画は以前のNote(ヴァーチャルVTS)でも扱ったことがあります。題名は
”チャタートンの死” (ヘンリーウォリス)
& 皆の考察(懐かしいです✨)
まだの方はぜひご覧ください♫
当初はアート系の方々から厳しいツッコミがどんどん入るのでは、、、とビクビクしていましたが温かい言葉ばかりです。
医療関係じゃない職の方々からとも話す機会を沢山いただきました。
次回は遂に第6回!
折り返し回の題名は「一瞬の表情を見逃さない」です。
こちらも扱う絵画は騒然必至の絵画だと、現在担当者様と盛り上がっております笑。もう少ししたらお題だけ公開させていただきますね。
引き続き頑張ってまいります!
まだまだコンテンツも未熟ですが応援して頂けるとすっごい励みになります!