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インテリアとHSPのわたし

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強度HSP気質の私が、繊細な心でインテリア雑貨を見ていくエッセイです。 ここで登場するインテリア雑貨は、どれもお気に入りです☺︎
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#HSPエッセイスト

救世主はぬいぐるみ

いつだって、疲れた時は癒しを求める。 朝、日向ぼっこしながら読書する時間。 午後、コーヒーを1杯入れてゆっくり飲む時間。 夜、寝る前にストレッチしながら自分を労わる時間。 体を労わることはできても、心を労わることは難しかったりする。 たとえ時間があっても、心底落ち着けたと思えるときは少ない。 昔からぬいぐるみに囲まれて生きてきた。 母の収集癖も相まって、欲しいと思ったぬいぐるみはだいたい買ってもらえたような気がする。 ソファーにもベッドにも、本棚にも玄関にも。 とにかく色ん

心の自己管理と石

26年間生きてきて、「ストレスが無い」という状態になったことはない。 常に緊張や周りの感情、そして自分への嫌悪が入り混じり、 生きているだけで、そこにいるだけでストレスにさらされている。 よく「ストレスフリーな生活を送ろう!」と目にするけれど、 軽減はできても消滅は不可だと思う。 「人生、良いストレスもあるんだよ」と言うけれど、 私にとって良いストレスってなんだろう。全部が不快なものに思えてくる。 まず朝起きて、あまり眠れなかったなあ。 家を出る時間に追われて、なんだかば

触り心地の良いものは、居心地を良くする

いつだって、肌触りのよいものに包まれていたい。 嬉しい時も、悲しい時も、元気な時も、辛い時も。 特に冬の寒くて塞ぎ込みがちな時には、 ふわふわとしたものを求めてしまう。 寒い日には、暖かくてもこもこで触り心地の良い服に身をつつみ、 守られているという感覚をもって外にでる。 ひとたび風が吹いてしまうと、私の体は簡単に凍える。 冬将軍は冷徹で非情だから、自分の身は自分で守らなければ。 実家を出てすぐの頃に買った、何の変哲もないワッフル生地のバスタオル。 乾きも悪くなかったし、

檜の香りに包まれて

香りによって気分が左右されること、ありませんか? この香りを嗅ぐと元気がでる。この香りで眠りにつける。 逆にこの匂いは苦手で寒気がする、気分が悪くなる、など。 香りがその人の気持ちや感情を表し、掻き立て、そして落ち着かせる。 出来るだけ心地よい香りに囲まれて、毎日を過ごしていきたいと思う。 人によって好き嫌いは分かれるものの、大半の人が好きな香りも存在する。 たとえば、バラの香り。 個人的にはあんまり、というか苦手だけれど、だいたい香水やフレグランスのラインナップに鎮座して

キャンドルの灯りと私の心

灯りとは、不思議なものである。 そこに灯された瞬間、周りの色が暗い色からほのかに明るい色へと移り変わる。 それはまるで、辛い現実から救いの手を差し伸べられたような感覚に似ている。 最近、ストレス解消法を模索しているなかで、 キャンドルに出会った。 いつも見ている憧れの人が、キャンドルを愛用していて、 ただそれの真似っこである。 香り付きのもののほうがリラックスできそうと思って、 お気に入りの1点に出会うまで雑貨屋さんを巡り吟味した。 そして見つけたのがこちら、 YANKE