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エコノミー症候群レポ

エコノミー症候群で痛い目見たのでレポ書きました。みなさん長時間フライト、座りっぱなしの作業にはご注意ください…。


n日

出張に行っていたアメリカのラスベガスから羽田に帰国。ラスベガス→ダラスで約3時間、その後約6時間のトランジットを経て、ダラス→羽田に約14時間かけて帰国というスケジュール。座席は全てエコノミー。
ちなみに、ダラスはラスベガスよりも東なので、かなり遠回りして帰ってきている。これが良くなかったか…。

最初に足の違和感を感じたのは、ダラス→羽田の飛行機に乗って5時間程度経過した時だったと思う。疲れ切っていて飛行機に乗ってすぐ寝てしまい、ようやく目覚めた時に違和感を感じた。左足のふくらはぎがぱんぱんに浮腫んでいる感覚。痛みもあった。が、非常に疲れていて眠かったので、寝ぼけた頭で「これがエコノミー症候群かぁ…」とだけ思ってまたすぐに寝てしまった(この時点で、私がいかにエコノミー症候群を舐めているかがおわかりでしょう)。この時ちゃんと立ち上がっていれば…。

その後また2時間ほど寝て起きたらさらに足の違和感・痛みは強まっていた。これはさすがにまずいと感じ、化粧室に行きがてら席を立つ。10分ほど足を回したり軽くストレッチしたりして席に戻った。

その後は普通に映画を見るなどして大人しく過ごした。足の痛みに加えて普通に全身バキバキだったので、途中「機内でできるタニタ体操」なるものをやってみた。周りに迷惑をかけない範囲の運動としてよくできている。JALのタブレットの「インフォメーション」から見れるので良ければどうぞ。ただ、もう手遅れだったのか、足の痛みには効果はなかった。

無事14時間のフライトを終えて席を立つと、なんとびっくり左足に力が入らない!ちゃんと立てない!なんとか足を引きずって帰った。お土産を詰め込んだキャリーケースが制限ギリギリの23キロ弱だったから重くて重くて大変だった。あと、品川まで着いてWi-Fi返却してないことに気づいて一度引き返した。散々…

家帰ってからは激痛を感じることはなく、荷物の片付けをする余裕くらいはあり、ひと通り片付けてから早めに22時くらいに寝た。飛行機で散々寝たからこれはもう寝られないよ〜と思ってたのにあっさり寝た。翌朝8時まで寝た。ぐっすり。

n +1日

朝起きた時も足の痛みは感じたが、大騒ぎするほどではなく、前日にやりきれなかった分の洗濯を回すくらいの余裕はあった。しかし、家を出て駅に向かおうとするとどうにもおかしい。普通に歩けない。なんなら昨日より悪化してる? 顔を顰めつつ、なんとか左足を引きずって会社に向かった。

昼前に社外での打ち合わせの予定がありオフィスを出発。朝よりはマシになっていたが普通には歩けなかったので、徒歩10分かからない距離なのにタクシーを使わせてもらった。

社外での打ち合わせは2時間強だったが、打ち合わせをしている間にだんだん左足のふくらはぎの痛みが増してきた。座ってるだけで痛い。冷や汗かく一歩手前くらい痛かった。派手に足を攣った15分後の状態がずっと続いている感じ。最初はふくらはぎだけ痛かったのに、だんだん左足全体が痛くなっていった。痛み止め飲むか?と思ったけど、出張の荷物の積み替えの関係で薬を一式家に忘れたことに気づく。いつも一通り持ち歩いてるのに、肝心な時に限ってない。なんとか耐えた。

2時間強の打ち合わせを終えて立ち上がったら、もうほとんど歩けなくなっていた。這うようにしてお客さんのオフィスを出て(ご迷惑おかけしました、ごめんなさい)、限界を感じていったんタクシーで帰宅。

病院に行くべきか迷い、#7119に電話をしてみた。

ちなみに、#7119は、「病院に行くべきか」「救急車を呼ぶべきか」迷ったら相談できる窓口です。父・担当してくれた看護師さんはじめ、意外と周りに知らない方が多かったのでご紹介まで。「7119」という番号自体は覚えてなかったけど、相談できる電話口があるということは記憶にあったから今回使うことができました。存在だけでも覚えておくと役に立つかと思います。https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/7119.html

#7119で症状を説明すると、「すぐに病院に行った方が良い」「動けなかったら救急車を呼んでも構わない」とのこと。これは大事かもしれない。午後の予定はキャンセルの連絡をさせてもらい、#7119に紹介してもらった病院に電話をかけた。
しかし、病院探しはなかなか難航し、結果として#7119に紹介してもらった病院にはかかることはできなかった。1つ目(都立の総合病院の救急)は混み合っていて時間がかかるとのこと。2つ目(民間の総合病院の救急)と3つ目(民間の整形外科)では対応できないとのこと。「足の痛み」という外科的な症状なのに、原因が血管にあるだろうと思われることが、病院探しが難航した理由かと思われる。近所の内科クリニック、近所の総合病院にも断られ、結局6病院目でようやく診てもらえることが決まった。民間の総合病院。だんだん「こんなにたらい回しにされるんだったら急いで病院行く必要もないってことかなぁ」など思っていたが、この6病院目で「担当の先生がすぐに受診しろと言ってます。すぐ来てください」と言ってもらえたのにはとても助かった。実際入院になったわけで、たらい回しにされても諦めずに病院探すことは大事だなと。ちなみに正解は循環器内科だった。

家族に送ったLINE

また這うように家を出てなんとか大通りでタクシーを捕まえて病院へ。救急車を呼ぶだけの勇気は出なかった。よくわからないハプニングでこれまでも数度救急車にはお世話になっているので、これ以上迷惑かけたくないという謎の意地。着いたらすぐ車椅子に乗せてもらった。急に重病人感。元気なのに乗る車椅子ってとっても居心地悪いよなぁ…。押してくれる方に申し訳なし。
すでに時刻は16時くらいだったこともあり、取り急ぎ血液検査と血液エコーだけやることになった。とはいえ、私の「エコノミー症候群」のイメージでは、なんか血液をサラサラにする薬もらって終了、くらいの気持ちだったので、大仰な検査になりびっくり。血液検査は3本分採血された。血液が固まりやすい体質かどうかを調べるそう。血液エコーでは、両足とおなかにジェルをつけた器具をグリグリされた。くすぐったかった。仰向け、うつ伏せでやった後、最後にベッドに座った体勢でもやった。技師さんがモニターに映るエコーのスクショを取っては「!(びっくりマーク)」をつけまくっていて、これは本当にやばいんじゃないかと思い始める(※病院関係者の方、見当違いのことを言っていたらすみません)。
お医者さんのところに戻ると、案の定「血栓がありました」とのこと。「膝の裏に血栓があります。肺に飛びやすい位置なので、大事を取って入院できますか?」。入院?? 全くの想定外だった。本来時間があればすぐに肺のCTを撮って肺に血栓が飛んでいないか確認するところを、もう時間的に対応できないため、念のため一晩入院して緊急時対応できるようにして、明日以降検査するとのこと。膝裏の血栓は何かの拍子で肺にぴゃっと飛んでしまう可能性があり、肺に飛んだら三分の一の確率で死ぬとのこと。え〜~~〜。

そんなこんなで緊急入院が決まり、病室が全然空いていなかったので、なんとHCU(高度治療室)への入院になった。HCUの決まりだそうで、指と心臓付近に器具をつけられ、さらに重病人感が高まる。周りはおじいちゃんおばあちゃんばっかり。居心地が悪い。私なんぞがいる場所ではない。
HCUに入ったところで、親が駆けつけてくれた。病院の夕飯はもう間に合わない時間だったので、病院のコンビニでごはんなども買ってきてもらう。出張先で散々まずいご飯を食べてきたから日本のご飯を楽しみにしていたのに、何も美味しいご飯を食べられないまま(この日はお昼ご飯も食べ損ねていた)、病院のコンビニのイケてないサンドイッチ。悲しい。しかしアメリカのサンドイッチよりは100倍美味しい。アメリカで食べたサンドイッチ(2000円)は本当に不味かった。アメリカの人って食に拘りないのかな、食べられれば石でも良いのかなとすら思った。親にはメイク落としもお願いしていたが、シートタイプはなかったとのことで、オイルタイプだった。病院のコンビニなのにシートタイプが売っていないとはなかなかいまいち。HCUの決まりで、お手洗いに行くにも看護師さんに付いてきてもらわないといけなかったのに、メイクを落としに行きたいですとも言いづらく。結局、看護師さんにお願いして洗面台に連れていってもらったが、車椅子に乗ったまま・指に機器つけたままだったので、パジャマがビシャビシャになった。病院関係者の方、どうかシートタイプのメイク落としは売ってください。

HCUでも採血を再度行った。血液が固まりやすいかどうか頻回に調べないといけないそうで、入院中はたびたび血液検査をするとのこと。ひえー。7本分も血を抜いた。これ何回もやるのか…。点滴もする予定だったらしいが、何度やっても刺さらず、後回しになった。いいのか?笑
体温も度々測った。病院に来た時は36.9度だったのに、病室に来て測ったら37.7度。全く熱っぽさはないのにびっくりした。血栓の症状の1つとして熱が出ることもあるそう。
あと一番びびったのが、2回ほどベッドサイドモニターのアラームが鳴ったこと。「ドラマで人が死ぬ時に鳴るやつ!!」「え、死ぬんか??元気だけど??」と慌てた。ちょうど看護師さんが来てくれたので聞いてみたら、ちょっと動いただけでも呼吸数が変わって鳴っちゃうこともあるんですよ〜とのこと。切っときますね〜って言って去っていった。切ってもらえるのはありがたいけどこれはもし本当にまずかったときに大丈夫なんだろうか笑
病院の消灯が22時で、早いなーと思ったけどすぐに寝てしまった。

n +2日

7時頃に起床。22時〜7時睡眠、とっても健康な気がする!と思ったが、体温は38.3度。熱っぽさもないのに不思議だ…。血圧は異常なし。起きたら指につけていた酸素測る器具が取れていたけどこれは良いのだろうか。HCUのベッドがエアベッドで無駄にふかふかで、寝心地はあまり良くなかった。エアベッドと言うと寝心地良さそうだけど、かったい生地の中すべて空気、という感じで、動くたびに大きく凹む感じだった。伝われ…
7時半くらいに「そろそろ朝ごはん運びますね〜」と言われたものの、待てど暮らせど来ない。昨日親が買ってきてくれたパン食べちゃおっかな、と思っていたら、看護師さんがやってきて、「造影剤を使ったCT検査をするかもしれないからごめんけど絶食で!」とのこと。誘惑に負けなくて良かった…そしてお腹すいた…
その後、担当のお医者さんがやってきて、CTについて説明。肺に血栓がなければ帰れるとのこと。膝裏の血栓は肺に飛ぶ危険性があるとのことだったが、今確認できている血栓のサイズだとそんなリスクはまずないだろうため(?)、現時点で肺に飛んでいないことが確認できれば問題ないとのこと。CT撮ってその時点で肺に飛んでいなかったとして、これから飛ばないってなんで判断できるんだろう。「何かの拍子で肺にぴゃっと飛んでしまう可能性があり、肺に飛んだら三分の一の確率で死ぬ」んじゃなかったのか? 教えて有識者。

その後、午前は病院側の空き状況に応じて産婦人科に行ったり心電図取りに行ったりした。なぜ産婦人科というと、普段から飲んでいる低容量ピルも血栓の要因の1つとなり得るからとのことで。結局、今まで飲んでいたピルはじめ、低用量ピルは全種禁止になってしまった。もう何年も飲んでたから今更血栓への影響と言われても…と思ったけどこればかりは仕方なし。低容量ピルの類似品という選択肢もあるとのことだったけど、いったんは血栓の治療に専念して様子を見ることになった。

午後は、特にすることもないまま15時近くまで待機になり、空腹で気が狂いそうになった頃、ようやくCTの検査に呼ばれた。車椅子で検査室に運ばれ、点滴で造影剤を流す。造影剤を使うのは初めてだったが、一瞬で全身がカッと熱くなる感じがして、経験したことがない感覚に悲鳴をあげそうになった。CTを撮るのに左足が痛くて伸ばせなくて苦戦したが、膝裏にタオルを敷いてもらいなんとか撮ることができた。

部屋に帰ったら看護師さんがお昼ごはんを出してくれて、貪るように食べた。味気のない病院食だったけど美味しかった。ちょうどまた親が物資を届けに来てくれていたので、届けてもらった生春巻きも平らげた。美味しかった。

数時間後、CTの結果が出て、肺には飛んでいないからおそらく明日退院できますとのこと。万歳! HCUは個室で思いの外快適だったけど、ご飯の自由がなかったり、エアベッドの寝心地が悪かったり、シャワーを浴びられなかったり、お手洗いに行くにも看護師さんに来てもらわないといけなかったりと、やはり大変なことの方が多かったので、一刻も早く退院したかった。
取り急ぎ肺に血栓が飛んでいないかだけ確認したとのことで、その他の病気が隠れていないかを入念に確認し次第正式に退院が決定すると伝えられた。しかし、この連絡がなかなか来なかった。そういえば「おおかた今回の血栓は飛行機が原因だと思いますが、時には癌などの重大な病気が原因になっていることもあるんですよ」とか言ってたな。え、何か見つかったのかな。私本当に大丈夫??と、ひと通り不安を巡らせた夜10時前になって、ようやくお医者さんがやってきて、特に異常はなかったと伝えてくれた。来てくれたお医者さんがあまりに疲れ切っていて、遅いじゃないですか!心配したじゃないですか!とも言えず、お仕事お疲れ様です…となった。大変なお仕事だ…。遅くまでありがとうございます…。

n+3日

バイタルや体温計測はあったものの、特に追加で検査が入ることもなく、お薬の説明などを受けて無事退院。朝の体温は37.0度。平熱なのか微妙なライン。熱っぽさはなし。血液をサラサラにする薬を3ヶ月朝夕飲むそう。結構長い…。血が止まりづらくなるので怪我には気をつけてくださいとのこと。
お医者さんに「どれくらいで治ります?」と聞いたところ、私の血栓の状態だと、
・普通に歩けるようになるには1〜2週間
・血栓が完全に溶けるには1〜2ヶ月程度
とのことだった。意外と長い…。薬飲んだらすぐ溶けてはい完治〜みたいな感じをイメージしていた。総じて血栓・エコノミー症候群のことを舐めすぎていたなと感じている。運動は痛みが出ない範囲であれば何をしても特に問題ないと言われた。

帰りは父に迎えに来てもらった。車椅子は申し訳ないので断った。まだちっともちゃんと歩けはしなかったが、ギリギリ歩けるくらいまでは回復していた。足の裏をしっかり地面につけると痛いので、左足はつま先だけ付ける形でぴょこぴょこ歩く。この歩き方のせいか血栓のせいかわからないが、立ったり歩いたりするとだんだん内腿が攣りそうになって困った。

帰りがけに労災の手続きの説明を聞いた。そういえば入院時の書類で労災の可能性があると記載していた。会社で労災が降りるか確認して近日中に連絡してほしいとのこと。労災の場合は、通常の保険証を使った支払いとは異なる流れになるそうで、この日の支払いは保留になった。本当は2泊3日でいくらだったんだろう…。
(※この辺りの後日談はまた今度追記します)

家に帰ってひと通りシャワーなど浴びた後、少しだけ仕事をすることにした。しばらく椅子に座って仕事をしていると、椅子で太ももの裏が圧迫されているように感じて足がしびれてきた。これは困る。そういえば急に症状が悪化したのも会議で椅子に座って数時間経った時だったし、今回の血栓の場所的に「座る」というのはあまり良くないのかもしれない。

夜の体温は37.3度。平熱よりはちょっと高いかな、くらい。

n+4日

朝起きたら、久々にかかとが床につけるようになっていた!加えて、つま先を上げられなかったのが、ある程度上がるようになった。めでたい。

これが久々にできるようになった!

とはいえ、まだ普通に歩けるようにはならず。昨日まではふくらはぎと膝裏が痛かったのが、内腿に痛みが移った? 内腿に筋肉痛のような痛み。変な歩きをしていて負担がかかっているだろうから本当に筋肉痛かもしれない。一日大人しく在宅勤務していた。
この日も、しばらく座っていると太ももの裏が椅子に圧迫される感じがして、段々足が痛くなってきた。うーん、まだ本調子には遠い。
熱は朝37.2度。夜36.9度。

n+5日

熱は36度台の平熱に戻った!足の痛みもだいぶマシになっている気がする。この日は日中少し出歩いてみた。まだ足が悪そうに見える歩き方になってはしまうけど、親からはだいぶ良くなっている気がすると言われた。
歩けるようにはなってきたけど、少し歩いたら反動でしばらく足の痛みが出る。すぐに疲れてしまい、早々に帰宅した。
階段は上りよりも下りの方が辛い。体重が足にかかるのがきつい。そういえばおばあちゃんが同じこと言ってたな。歳を取ると階段は上りより下りの方が辛いらしい。おばあちゃんと同じか…笑

n+6日

前日よりは良くなっている感覚は確実にあるが、まだ通常運転には遠い。歩くとしばらく反動が出る。この日の反動は、膝裏を中心に足先まで痺れるような感覚だった。膝裏は痛くて、くるぶしから下が痺れている感じ。あと、太ももの裏の痛みも時々出る。一昨日は「内腿が痛い」と言っていたが、それとは少し痛みが出る部分が移動している? 毎日痛むところが変わって不思議な感じ。あと、前腿の筋肉に力が入らず、なんだかカクカクした歩き方になってしまう。ただ筋力が落ちてるだけ? 血栓の痛みとも違う感じがして不思議。実家から自宅に戻ることにして外に出たが、電車に乗るためにちょっと走ろうとして、全然走れなくて、反動がきて膝裏が痛くなった。乗りたかった電車には間に合わなかった。まだ無理はできない。

n+7日

良い気候だったので、夕方少し長めにお散歩してみた。Googleマップで14分の距離が20分かかった。まだ歩き方はガクガクしてしまい、とても疲れた。なぜか膝が痛くなった。

n+8日

左足はつま先立ちが楽で、もっぱら変な歩き方をしていた。しばらく椅子に座っていると足が固まってしまい、膝やくるぶしの曲げ伸ばしが求められる「歩く」という動作にパッと対応できないような感じ。血が滞って足が固まってる? もうそんな段階じゃないと思うけどな…。

n+9日

一般的なスピードで歩けるようになってきた。歩き方は多分まだちょっと変。再び実家に戻っていたので、普通に歩けるようになった!と親に言ったら「まだ変だよ」と言われた。でも痛みはもうほとんどない。

n+10日

家の中を歩く分には全く支障なく、なんだか行ける気がして夜5分だけ走ってみた。さすがにまだ早かったらしく、途中で膝裏が痛くなり、走るのはやめて歩いて帰ってきた。その後もしばらく左足だけだる重い感じが続いた。元気な時も滅多に走りなどしないのに無駄に大見得を切ってしんどい思いをした。

n+14日

n+11日以降は特に変化がなかったので記録をつけていなかった。予定表を振り返ると、エコノミー症候群になってから2週間が経過したこの日、久々にテニスに復帰していた。とくに支障もなかった記憶。予定表を見るとこの週は3回テニスしている。すっかり元気だったよう。ということでこれにて完全復帰!

終わりに

この話を友人にすると、だいたい「出張の帰りで良かったね、行きは大丈夫だったの?」と言ってもらうが、行きはなんとラッキーなことに無料でビジネスクラスにアップデートされたので、フルフラットでひじょーーに快適でエコノミー症候群とは無縁だった。行き帰り、天国と地獄とはまさにこのことか…という感じ。

だいぶ長文になってしまいましたが、とにかく、「エコノミー症候群、正直舐めてたけど、想像以上にやばいものだと痛感したのでみんな気を付けてね」ということがすべてです。飛行機、数時間に一度は席を立とうね!


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