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新人銀行員時代に出会った同期の"エレベーターヤクルト女"との仲違いまで

タイトルをご覧になられて「おっ!」と思われました皆様。
お待たせいたしました。

配信の人気キャラクターことヤクルト女ですが、毎度毎度「そういえばヤクルト女はどうなったの?」とコメントを頂くこともあり、過去配信をご覧になっていない方にも知っていただきたく、本記事を執筆した次第です。

時間は、2024年7月の内定者懇親会にまで遡ります。

「銀行の女なんてお淑やかで、さぞ良い子ばっかなんだろうな^^」と思っていた僕ですが、そんな甘い幻想は会場(銀行本社)に着いてから5分で打ち砕かれることとなったのです。


7月 〜銀行本社 内定者懇親会にて〜

「うそだろ…エレベーターの中でヤクルト一気飲みしてる女いるんだが。しかも超笑顔で。後ろに人事が立ってるの見えないのか?こぼしたら終わりだぞ…」

色白、背は160後半、大橋のぞみ似の女性が目の前に立っていました。
そうです。こいつです。これがヤクルト女との出会いです。


10月 〜証券外務員試験日の夜 LINEにて〜 

証券外務員試験が終わり、ひとときの平和が訪れた僕は彼女を食事に誘いました。

僕「何か食べにいかない?」

ヤクルト「え、今から?ごめん、今日は試験で疲れすぎて頭動かない。別日程であれば、今週は月、火、水、木、金、土のお昼〜夜は空いています。ご検討ください」

「全部空いてて草」
「平日は忙しいし、土曜の昼にしとくか…集合場所だけ適当に伝えとこ」

僕「土曜のお昼に〇〇駅の改札集合でお願いします」

ヤクルト「承知しました」


〜食事日〜

ヤクルト「わー!!!すごーーい!!私こういうところ初めて来た!!え、ごめんね。お店とか取ってもらっちゃって…なんか私の未熟さが浮き彫りになってない?いやでも誘ったのみるるくんだしいいのか…うわ!これ美味しそー!!!みるるくん何食べるの?てかここ来るの初めてなの??入り組んでるところにあるしよく見つけたねこのお店!!あ!そういえばこの間ね!!…

心の中「やばい。まだ会ってから10分しか経ってないのに脳が熱い…なんなんだこの生き物は。飯だけ奢って早めに切り上げよう^^ 同期の異性とは関わるべきじゃないな!!めんどいわ^^ 」

(この後は、USCPA試験専念のためLINEを削除。同期とは連絡がとれない状態になりました)


4月 〜入行1ヶ月目、ロジカルシンキング研修〜

ドンッ!!
(廊下の真ん中で、だべってる女子グループにぶつかる音)

「やべ、誰かにぶつかってしまった。。。あ…」

ヤクルト「おい!!!

「うわー…よりにもよって一番関わりたくない奴にぶつかった…面倒事になりそうだし、聞こえなかったフリしとくか…」

〜その夜、LINEにて〜

心の中
「やべぇ…ヤクルト女を中心にグループが形成されつつあったな。確かに背高くて面白いからリーダー感あるのは分かるが、マジかよ…一応朝のこと謝っとくか。敵に回すと今後めんどそうだし^^」

「朝ぶつかってごめんね」

〜7秒後〜

ヤクルト
「私の後ろ姿見て〇〇〇(彼女の名前)だし軽いノリでぶつかってもいいだろうなって思ったでしょ」
「悪気はなく」
「ちゃんと〇〇〇(彼女の名前)だって確認した上で挨拶みたいな感覚で」







?????






もういいや…こいつに注意資源使うのはやめよう。
俺は研修で疲れているんだ…もう寝よう…(既読無視)

〜翌朝、LINEにて〜

ヤクルト
「私が動線上にいたのが悪かったです。すみませんでした。」

心の中
「www」
「ぶっちゃけそうだよな。みんな邪魔がってたしな」
「一応、返信はしとくか。何も考えていないように見えて、意外と素直で良いところあるんだな…」

僕「ロジカルシンキングできたね」









→既読無視


5月 〜本社食堂、お昼休憩時間にて〜

僕「やべ…ヤクルト女グループが隣のテーブルきやがった。一応、距離取っとくか。銀行員はリスク管理能力も大切だからな^^」

ヤクルト「待って

僕「あ」「やばいホラゲーで既視感あるこの感じ。やだやだやだやd」

ヤクルト「今日の打ち上げなんだけどさー!!ヽ(*´∀`*)ノ ぺラペラぺラぺラ!!!」

心の中「打ち上げ??エミアブルの会??え、なんの話??どゆこと???こいつが何言ってるのか全く理解できないぞ…」

僕「え、結局お前はなにが言いたいん?」










どごん!!!(机台パン)










ヤクルト「お前ってなんだよ!!!!!!!!!」









(食堂全体に響き渡るヤクルト女の甲高い声、当然注目される)

「やばい!!!!顔覚えられちゃう!!こいつに俺の銀行員生命潰されてたまるか!!!マスクして立ち去ろう!!!」

〜研修部屋へ戻る〜

「ふぅ…危なかった…扉の近くで食べてたから顔は見られずに済んだっぽいな…」

隣に座ってた女ニキ「ヤクルトちゃんに怒られてたでしょwww なにやったの?www」

「www」(広まるの早すぎて草)
「俺が一番聞きてぇよ…」

女ニキ「あははははは笑笑 〇〇〇ちゃん、ほんと面白いよねー!!いいよねー!!www でもあの子意外とモテるから頑張ってね!!www」

僕「⚪︎ねよwww マジでそんなんじゃない。そういうの1回いじられると取り返しつかなくなるからほんとやめろ」

女ニキ「ごめんごめんwww わかってるわかってるwww」

僕「はぁ…」









この後、一言も喋る機会なく銀行退職となりました。
(ヤクルト女のファンだった人はごめんね。二度と会うことないと思う)

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