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「格ゲーから再確認した、人を動かす方法」〜ミラティブログ社員リレー(井上@パパゲーマー)

ミラティブ社員が勝手気ままに年末年始にブログを書く企画、第三弾。
みなさま、あけましておめでとうございます。今回は採用担当の井上がお送りしますー!

 スマホゲーのおともを自負する会社にいますが、個人としてはアーケードやコンシューマーの格闘ゲームも大好きなんです。そこで年末年始らしく、テーマを趣味寄りに書いていこうと思っていたら、第一弾の廣田に続いて「斜め上のブログ」になってしまった感があります。趣味年末にかけて色々と忙しかった皆さんの皆さんの箸休めになれば、と思います!

<この記事のターゲットは誰か>
あえて言うなら、こだわっている趣味がある人がターゲットです。いつも見ている動画投稿者がいる人や、ゲームに限らず推しを持ってる人。そしてミラティブユーザーの方には特に楽しんでいただけるんじゃないかと思っています。ざっくり言うと、気持ちの力ってすごいと思うよ、という記事になっています。(Tips系を期待されてた方はすいません!)

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2019年、格闘ゲーム界隈で起こった事

あくまで1プレイヤーである私の視点で特に印象に残った事は、以下の2つです。(本当はもっともっと書きたいんですけどね)

1. 世界初となる格闘ゲーマーの写真展が開催
2. 「鉄拳」の世界でパキスタン勢が大暴れ
1つずつ説明させてください。(早口オタク)

1. 世界初となる格闘ゲーマーの写真展が開催
過去はプレイヤーとしても名を馳せた大須晶さんが、2019年2月に「世界初の格闘ゲーマーの写真展」を開催しました。この企画はクラウドファンディングをCAMPFIREで行い、目標を大幅に超える支援を受けて東京にて開催。その後、関西でも展示が行われました。

文字通り「世界が湧く」ような瞬間を切り取る大須さんの写真は、私も大好きでひっそりとTwitterを追いかけています(展示会には、プライベートがバタついて行けてないんですけどね)。
引用したのは世界的に有名なプレイヤー ときどさんが写っている1枚と、その出来栄えにニッコリの大須さん。来年の2月にも次の写真展(今度は福岡!)を予定されているそうで、今から楽しみです。

・「鉄拳」の世界でパキスタン勢が大暴れ
衝撃的な事件が、2月に開催された格闘ゲームの世界大会「EVO Japan」で起こりました。あまりのインパクトに界隈が騒然としたため、格闘ゲーム好きじゃなくてもニュースを耳にした人がいるかもしれません。

起こった出来事を簡単にまとめると以下の通り
・鉄拳7の世界大会が国内で開催
・競技として日本人,韓国人の優勝が通例であったため、今年も同様の予測がされる中、無名のパキスタン人が優勝
・優勝したArslan Ash氏から壇上にて「僕の国には、もっと強い人が7人いる。特に上6人は別格。」という趣旨の発言があり、界隈に激震が走る


彼らの圧倒的な強さは、パキスタンがインターネット環境に恵まれない事に端を発する、「ゲームセンターが生む濃厚な対戦環境」だと誰かが言っていました。彼らが国際大会に出場した2月は、まさに魔界の門が開いた瞬間。Twitterも盛り上がっていて、幽遊白書の魔界統一編が引っ張り出されたりしていましたね。
そして実際に、10月に国内で開催された「Tokyo Tekken Masters 2019」においてはAtif Butt氏が並み居る強豪を倒し優勝するなど、めざましい活躍が見られました。今後も様々なドラマを生みだすと思ってワクワクしています。

コミュニティにより格闘ゲームが得るもの

上記2つは、どちらもゲームとコミュニティに関する話題でした。今年は「大きく緩やかなうねり」としてのコミュニティが「格闘ゲーマーの写真展」を実現した年でもあり、パキスタン国内の「小さく強烈なうねり」が界隈の常識を変えた年でもありました。

この2つ共が、何故大きな注目を集めたのか。それはゲームに対する「熱狂」に支えられていると思っています。俺が大好きなゲーム大会の現場をもっと知ってほしい、冗談のように強い無名プレイヤーがいた。そんな熱がコミュニティを通じて増幅されていく。聞いてくれ、こんな凄い世界があるんだ! お前にも知ってほしいんだ!!

熱量が人を動かし、話題を作る。そして未来のプレイヤーを生む。強豪にならなくても、同じ話題を共有できるようになってくれる友人が増えていく。わかりあう願いがつながれていく。こういった営みが、格闘ゲームがコミュニティを通して2019年に培ったものだと思っています(もちろん、連綿と続く流れの一つだとは理解しつつ)。来年も沢山ニュースに恵まれる事でしょう…!

「とにかく熱い」が一番重要

熱狂というのはどうやら人を動かすようです。そして趣味の世界で再確認できた「熱狂することの凄さ」は仕事にも響くと、最近実感を持っています。何を仕事にしていたとしても、ミラティブという会社が、どんなコトを成し遂げたいのか、常に共有して全員で熱狂していく事。代表の赤川が得意でいつも旗を振ってくれているので、詳細はこちらに任せます。が、

しんどいけど、これがあるから、たまんないんすよ。という「推しポイント」を明確に持って、コトに向かっていく。同じコトに向かってもらう。
採用担当としては、来年はまさにこの推しポイントをどれだけ具体化し、適切な人に届けていくかが勝負となる予感がしています。個人としても、チームとしても。

去年3月に入社した自分がミラティブで成し遂げたことは、残念な事に大きくない。成果が出ず、何度も挫けそうになった。そこで年末の時間を使って振り返ったら、趣味から学べることがありました。という形です。

そんな所で、第三回のリレーブログは終了です。読んでいただきありがとうございました!

※ミラティブの"熱狂"ぶりを確かめてやろう、という方がいましたら、是非下記のリンクからお話を聞きに来てください。(井上のTwitterDMも開放してます)

CTOがエンジニアの方に向けて、年末限定の資料も公開しているので、こちらも是非。「推しポイント」具体化の第一歩です!ぜひ読んで!そしてシェアを!

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