有利の作り方

挨拶


こんちは。麻酔科医ゲーマー、ドクターみーらだよ。
このnoteでは独断と偏見をもとに自分の考え方を書いていく。
そして、自分の最初の記事「OWの上達方法ってなんなのよ」にあった通り、全ての根本は「兵は奇なり」であると仮定して、全ての話を進めていく。根本について自分と考えが合わない人は、ここで読むのをやめてもらったら良いだろう。人それぞれに考え方があるし、自分の仮説が絶対正しいとは思わないからだ。この仮説が一番"っぽい"と思っているだけだ。

今日は有利の作り方について考えたいと思う。

有利こそパワー!!!


有利について考えてみる

今回からは根本が設定されているので話が進めやすい。
兵は奇なり。
これが根本であると仮定しているから、有利についてもこう考えることかできる。
"敵が作る予想外よりも、より多くの予想外が生み出せる状態
パッと見、当たり前のことを言ってる。
しかし、根本を設定したなら全てがそれと関係しているはずであり、根本を元に全ての論を再構築すべきと俺は思う。

マクロとミクロを考える

OW論で語られがちなマクロとミクロについて、自分なりに考えてみる。これはかなりベースになる考え方だ。段階で言うと根本の次くらい。
なんとなく、起こっている事柄を"全体の流れとしてみる"か"個でみるか"に分けるってことだと思う。改めて、自分のnoteの中でこの二つを定義し直してみる。
俺のイメージはこんな感じ。

マクロ="予想外を生み出す場づくり"


遊戯王で言えばフィールド魔法カード。第一回で話した、立ち位置とタイミングはこれだ。じんわりとチーム全体の予想外発生度を上げてくれる。そして、目で見ることはできない。だから多くの人が意識しない。

俺が好きなのはこれ


ミクロ="実際に起こる予想外の駆け引きそのもの"

遊戯王で言えばトラップカード。瞬間の駆け引き。これは個人の技量が大きく関わる。いかに相手の裏をかくか、その駆け引きの結果に至るまでの過程である。これは、はっきりと目に見える。目に見えるから、ゲームに没頭している最中はこの事ばかり考えがちだ。

これで負けてキレたことある


マクロを特に意識すべき理由

6vs6であちこちでミクロが行われているのに、自分の目の前のミクロだけを考えていると、あまりにも心もとない。自分以外が11人も同じ場にいて無数のミクロが発生しており、それぞれが勝手に始まり、勝手に終わる。目の前のミクロを制しても、周りがボロボロ。
これがOWが"味方ゲー"になる原因だと俺は思う。
だからミクロだけでなくマクロを強く意識する。
マクロは場を作るからマップの各所で起こる全てのミクロ戦の勝率全体をゆるやかに上げる
そしてこのマクロ効果は試合1回1回よりも、複数回こなして効果を感じることができる。確率は収束する。そうして気づいたら楽にレートが上がっている。自分が仕事しなくても、周りが勝つことが増えるからだ。
マクロでまず有利をとれ。そのためにはまずタイミングを合わせて囲うことだ。

有利の考え方の一つ

有利の取り方って沢山ある。そのうち、確実に有利を作ってると感じることができる方法を紹介しよう。

一人の敵の視線を集めながら別な敵に攻撃

予想外の立ち位置、これを推奨する俺の理論では比較的ロームする場面が多くなる。
例 ソルジャーでロームし、敵ウィドーに気づかれて警戒されている状態

ここでウィドーと撃ち合うとどうなるか。ワンパンする可能性もあるし、される可能性もある割とリスキーな状態だ。しかもウィドー以外の敵はこちらを意識していない状態。つまり敵1のリソースに対してこちらも1人を割いている状態で、キルが発生するまではマクロで見ると互角だ。
そこで。
ウィドーがこちらを警戒しているのを感じつつ、敵のサポートやタンクを攻撃する。
ここでのポイントは、ウィドーがこちらを狙うのを諦めないけどキルができないギリギリのラインを保つことだ。
相手の一人を釘付けにしつつ、他の敵チームへダメージを出す。これでダメージ差分確実にミクロで有利が発生している。
この技術は視線誘導と自分の中で呼んでいる。

視線誘導?


視線誘導

核心は、相手の視線をコントロールして戦うこと。
相手からすると"めっちゃ気になって、もう少しで対処できそうだけどできない"状態。
意識して練習することでかなり身につき、常に感じれるようになる。
"今敵の〇と▲の視線を受けているな"
と意識して戦う癖をつけよう。
・一人の視線を集めているなら、別な敵に攻撃してみよう。もちろん、簡単にキルが取れるのならば視線誘導などせずOK。
・二人の視線を集めているのならば、その状態で死なないだけで仕事している。デスしない程度に攻撃する。
・視線を集めすぎてデスする可能性があるなら一旦引こう。視線がそれたところでまた顔を出す。視線が全く集まっていない状態ならラッキーワンパンも狙える。一度で二度美味しい。
・ロームしてる状態で大勢に追われた場合、できるだけ長く生き残ることを考える。その間、前線は味方が有利なはずだ。

最終的にはゲームを通して、"敵の視線をこう誘導しよう"と計画して自分の位置とタイミングを調節。その結果、思い通りに動かせたりする。初めのうちは難しいけど、視線誘導って考え方があるんだ〜だけでも変わると思います。おすすめです。

終わりに

今回も読んでくれた人、ありがとう。
記事よかったよ〜って言ってくれる人がいてとっても嬉しかったです。
また、次回!

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