競馬での自分の本命調べと、所感

予想したレースで◎の単複を握り続けた場合の収支を計算してみるために、予想とオッズをまとめる。根岸Sは記録上タガノビューティが◎になってるけど、予想経緯的にどう考えても本命はテイエムサウスダンなのでそれで計算。

2021
・マイルCS:グランアレグリア→1着 1番人気 単1.7倍 複1.1倍
・ジャパンカップ:コントレイル→1着 1番人気 単1.6倍 複1.1倍
・阪神JF:ウォーターナビレラ→3着 3番人気 単6.6倍 複2.4倍
・朝日杯FS:ジオグリフ→5着 2番人気 単3.2倍
・有馬記念:エフフォーリア→1着 1番人気 単2.1倍 複1.1倍
・ホープフルS:キラーアビリティ→1着 2番人気 単3.1倍 複1.4倍

2022
・シンザン記念:ソリタリオ→2着 2番人気 単5.1倍 複1.7倍
・フェアリーS:ニシノラブウインク→7着 6番人気 単8.4倍
・京成杯:ロジハービン→2着 5番人気 単11.1倍 複3.5倍
・AJCC:キングオブコージ→1着 3番人気 単7.8倍 複3.5倍
・根岸S:テイエムサウスダン→1着 6番人気 単11.5倍 複3.9倍
・シルクロードS:ジャンダルム→13着 5番人気 単8.9倍
・きさらぎ賞:アスクワイルドモア→4着 6番人気 単12倍 
・東京新聞杯:ファインルージュ→2着 1番人気 単3.3倍 複1.5倍
・クイーンC:スターズオンアース→2着 1番人気 単3.4倍 複1.3倍
・京都記念:ユーバーレーベン→5着 1番人気 単3.1倍
・共同通信杯:ジオグリフ→2着 1番人気 単3.4倍 複1.6倍
・フェブラリーS:ソリストサンダー→4着 6番人気 単9.0倍
・中山記念:パンサラッサ→1着 2番人気 単4.4倍 複1.9倍
・チューリップ賞:ナミュール→1着 1番人気 単2.2倍 複1.2倍
・弥生賞:ドウデュース→2着 1番人気 単2.2倍 複1.2倍
・金鯱賞:ジャックドール→1着 1番人気 単2.0倍 複1.3倍
・若葉S:ウナギノボリ→9着 8番人気 単42.7倍
・阪神大賞典:ディープボンド→1着 1番人気 単1.2倍 複1.0倍
・フラワーC:パーソナルハイ→6着 4番人気 単5.6倍
・日経賞:ボッケリーニ→2着 4番人気 単12.2倍 複2.1倍
・毎日杯:テンダンス→7着 3番人気 単5.6倍
・ドバイWCD:割愛
・高松宮記念:レシステンシア→6着 1番人気 単2.2倍
・大阪杯:エフフォーリア→9着 1番人気 単1.5倍
・桜花賞:ウォーターナビレラ→2着 3番人気 単6.2倍 複2.2倍
・皐月賞:ドウデュース→3着 1番人気 単3.9倍 複1.4倍
・フローラS:パーソナルハイ→2着 4番人気 単7.0倍 複2.7倍
・天皇賞春:ディープボンド→2着 1番人気 単2.1倍 複1.2倍
・NHKマイルC:ダノンスコーピオン→1着 4番人気 単7.1倍 複2.6倍

一応全て書き出したけど、予想によって本命馬の役割が軸馬だったり、頭固定馬だったりするので正確な単複の期待値は分からなさそう。阪神大賞典のプボの単複とか真面目に買うわけないしな。まぁそもそも捕らぬ狸のなんとやらなのでとりあえずこれで。今回は34レース全てで本命の単複を100円ずつ買った場合(普通は複勝に厚く張るけど)の回収率を出してみる。

・単勝回収率
3400円投資で4470円払い戻し。約131.4%
・複勝回収率
3400円投資で3940円払い戻し。約115.8%
・単複回収率
6800円投資で8410円払い戻し。約123.6%

やっぱ◎に1番人気を入れてる率が高いから、実際よりも単勝が良くなって、複勝はオッズが付かずに凹んでるね。対抗の単複回収率とかだと複勝が圧倒しそうではある。
これを見てるとハナから本命の単複だけ買ってればプラスだったじゃ~んって気になるけど、単複しか買わないってなったら絶対本命にしないだろう馬が結構いるんだよなぁ。ここから1倍台の単勝とテイエムサウスダンのまぐれ当たりを引っこ抜くだけで余裕で100%割れるから、単勝の回収は工夫して買わないとシビアそう。

・的中率
本命1着率=約32.3%(内1番人気の割合約54.5%)11回
本命2着率=約29.4%(内1番人気の割合50%)10回
本命3着率=約5.8%(内1番人気の割合50%)2回
馬券外率=約32.3%(内1番人気の割合約27.2%)11回

重賞ばかりやってるからってのもあるけど、1番人気の信頼度は実際それなりにあることが分かるなぁ。馬連を狙う時が多いから本命が3着に来るケースはかなり少ないね。ワイドを本線にするならもっと3着ギリギリの馬を軸にすることも増えるだろうけど。

実際ここまで自分の予想を俯瞰で考えたことなかったから、ちょっと勉強になったな。NHKマイルCのダノンスコーピオン単勝は自分競馬史上最高レベルのおいしさだったんだなぁ。もっと買っときゃよかった。単勝5倍以上くらいの馬に本命を打てた時の方が、ダントツ1番人気を本命にする時よりも本命に謎の自信ありがち。

半年とちょっと競馬をやってみて、インターネット掲示板でまず来ないだろうみたいな変な三連単を迫真の形相で握りしめてるおっさんたちの気持ちが分かったな。1点買いなら20倍くらいの馬連でも握ってれば十分勝負になりそうな感覚だけど、まともな精神状態なら1点買いはかなり不安になる(予想の段階だと長期的に損をすることよりも、惜しかったのに外れることの方が心理的にはずっと怖い)から、買い目を増やしたくなる。点数を増やすと長期的に回収できない確率が上がるので、オッズの高い券種を選びたくなる。その無限ループの先にあったのがあの三連単だったのかと漠然と理解できた。
実は点数を増やす以外にもう一つ不安から逃れるための道があって、それは複数レースをやることなんだけど、毎週複数のレースを本命レース並みの熱意で予想し続けられる時間と金と精神を持ち合わせてる人間が少ない。それが出来る時点で競馬の才能アリかもしれん。貧乏人は1個のレースに全力で鬼の数点買いが賢いのかもしれないと最近思い始めた。点数買って良かった記憶あんまりないんだよな。あと一歩か二歩踏み込んでれば買えた馬券はいくつかあったけど。点数増やして当てようとしても結局資金不足で中途半端になっちゃうよな~。これは競馬をやる上で永遠の悩みになりそう。全部のレースを同じように買う必要はないから、その見極めの基準を自分の中で確立するしかないよ~。

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