いろんな理由がある
訳あって、再びここにきて自分が書いたものを読んだ、全部。すっかり忘れていたが下書きにして未公開のものも五つあった。
そのひとつは昨年、転倒して左肩を剥離骨折した時に書いたもの。何故公開していないのかと読みながら考えた。
気持ちが未整理?いや、未整理のままいつも多分書いている。書きながら考えて、そのままアップしてしまう。
完成形でなくて良い。
でも、下書きのままなのは、迷う気持ちをそのまま公開することに躊躇いがあったのだろう。
その下書きには恋人も登場する。
転倒したときに一緒だったから。
ところでブログ。
「なんのために書いてる?」ともう100回位考えた。20数年前からあちこちで書いてきた。
ブログ、誰かに読んでほしいのか?
それともただ単純に書きたいから、書く事が好きだから?
家族や友達や知り合いには読んでほしくない。だってそこに嘘は一つもないけど、もしかしたらすっかり自分だったりするから。
「すっかり自分」わたしはそこでわたしと出会う。拾った鏡の欠片を見つけた時はきっと黙っていたい。
「読んでますよ」と邪気なく声をかけられる事が増えて数年前gooブログから逃げてきた。
はてなに舞い戻り、noteにも登録した。
正体不明でいられるのはとてもラクだ。
見知らぬ誰かが読んでくれるのも嬉しい。
つまり匿名性が維持できるなら読者はほしい、そういう事なのかな。
多分、「すっかり自分」をそのまま見せられる人にならまぁ「読んでいいよ」っていうかも。だいぶ傲慢。それすら許容しあえる存在はなかなかいない。
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