8/19のランチ
いつものように、大変暑い昼でした。
さきほどまで、私たち(ほんじつは二人)はおいしいお昼ごはんを食べ終え、会社に戻る道を日陰を選んで歩いていた。そこで、向こうから隣の部署のお兄さん(A氏、としよう)が歩いてきたので、
「おつかれさまで〜す!」
と声をかけてすれ違った。
そのまま、いや〜おなかいっぱいだねぇ、今日も暑いねぇ、などと他愛もない会話をしながら会社のあるビルの裏口から入り、表側にあるエレベーターに辿り着いたのである。
(お、きてるじゃーんラッキー)
と、小走りで近づいたところ、先に乗っていたのは先ほどのA氏。
わたし「…えっ……!なっ、な、なんで………あれっ?あれ???」
A氏「さっきはどうも。」
しかも、聞くと「銀行に寄って来たんだよ〜空いてたよ〜」などと言うではないか。
繰り返しになるが、私たちはランチを食べたお店から、最短ルートで会社に戻った。A氏とは、途中ですれ違った。A氏はその時点で会社からは遠ざかっていたはずで、さらに銀行で用事を済ませてきた。
夏だ。夏の魔物の仕業だ。
どなたか、この現象を数学的に説明してください。もしくは、哲学的にでも構いません。お待ちしております。
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