大人だけど全身麻酔で斜視手術を受けました②病院受診・手術決定まで
受診・治療のきっかけ
5年間放置していた斜視を治そうと思ったのは、目の整形を考えたことがきっかけでした。
何をどう頑張っても二重にならない激重まぶたがコンプレックスで、思い切って二重の整形を受けたい!と考え始めました。
そうなると、鏡を見た時に片目だけ常に内側を向いてるのって見た目が悪いよなぁと考え、先に斜視を治そうと思い、眼科を受診しました。
物の見え方が正常になるとか、人と対面した時の印象とか、そういうのよりも整形後の見た目を気にした結果になりました。
地元の眼科を受診
とりあえず、地元の眼科を受診して様子を見てもらいました。
視力検査などを終えて、診察室に入るなり先生が「あー、寄ってますねぇ」と。
やっぱりパッと見で分かるくらい内側に入ってるんだなぁと思いました。
その後、いつ頃からの症状なのかという問診や、部屋が暗い状態での診察などを経て、大きな病院で詳細に見てもらうための紹介状を書いてもらいました。
総合病院の眼科を受診
地元の眼科を受診してから1週間後、紹介状の通りに総合病院へ赴きました。
大きな病院で診てもらうのは初めてだったのですが、患者さんが想像以上に多くて、診察時間より待ち時間のほうが多かったように思います。
定規を目元に当てられて斜度?を測ったり、二枚ある絵を重ねてください、という検査をしたり。
症状を見るための検査を終え、先生の診察になり、病名について・治療法の説明を受けました。
当時の説明をざっくり書くと、
・斜度の角度がきついので、プリズム眼鏡での治療は適応外。
・ボツリヌス菌の注射という方法もある。効果は一時的(3~4ヶ月ほど)で、定期的に注射しないといけない。斜視になってから日が浅い人ほど効果がある。
・眼球の側面にある筋肉を動かす手術は、局所麻酔か全身麻酔で行う。術後に斜視が再発することもあるが、可能性は低い。
という感じでした。
局所麻酔なら日帰りという病院もありますが、私が診てもらったところは入院が必要でした。
局所で1泊2日、全身で2泊3日。注射や麻酔が苦手な人は全身がいいかもね、とのこと。
手術的なものは親知らずの抜歯しか経験がなかった私は、その場で治療法や麻酔の種類を決めることができず、「いったん持ち帰って考えます!」というお返事をすることに。
あと、脳の病気という可能性も(かなり低いけど)あるので、MRIとりますか?と言われましたが、お金がかかるとのことで丁重にお断りしました。
総合病院の眼科を再診・手術日が決定
持ち帰ります!と宣言してから数ヶ月。
私用が落ち着いた頃に「手術を受けよう!」と決意し、眼科を再診しました。
ただでさえ注射は苦手なので、何度も治療が必要なボツリヌス菌の注射はまっさきに切り捨てました。
局所麻酔での手術方法や手術時の感覚、全身麻酔での手術方法や行動制限・リスクなど、自分なりにネットで情報を集めてからの受診となりました。
診察では「怖がり・痛がりなら全身麻酔がいいね!」と言われ、ほぼ即決で全身麻酔下ので手術が決定しました。
ネットで調べたのは、どれも「子どもは全身、大人は局所」と書かれたものばかりだったので、前例が少なそうだなと少し心配になったりもしました。
その場でスケジュールが決まったのですが、かなり予定が詰まっていたらしく、手術日がまさかの半年後に決定しました。
1ヶ月以内にできたらいいなと考えていたので、ちょっとショックでした。
確かに斜視手術の実績があり、人気の病院だとは聞いていたのですが、ここまで待つことになるとは......。
もしあの時「持ち帰ります!」と言わなかったら、きっと手術も早まっていたんだろうなと思いました。
次回の記事では、手術までの経過観察や全身検査などについて書いていきます。
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