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アメシロ戦記

我が家の庭に
桜の木がある。
家を購入した際、殺風景だったので
家族と相談して植えたのだ。

しかし何も考えず
植えてしまいデメリットの事は
後から知ることとなる…。

①成長が早い❕❕
 
苗木を植えてからせっせと水をやり
肥料をあげてよしよし\(^_^)
と手塩にかけて育成してたら
いつの間にやら大木となった。
狭い庭のため枝は家に接触し
根はりがいいので家を押すらしい。
基礎をぶち破ったらどうしよう(*T^T)

②害虫が発生する
 
新芽にはくろっぽい粒みたいな虫が
大量発生する。
葉っぱはすぐに変色し枯れる。
どこからともなく
アメシロ(アメリカシロヒトリ)が
発生する。
一度見逃してしまった時は
ほとんどの葉っぱは食べられてしまい
残ったのは葉脈だけ…
周囲に黒いフンが大量に落ちており
毛虫を見つけては割りばしで
取って処分してました。
それでも桜は強くて大きく育ちます。

①成長が早い事への対策
 
11月くらいに「ひこばえ」という
余計な枝をしっかりと剪定する。
他にも樹形を損なうような
例えば延びすぎた枝などは剪定する。
出来れば太めな枝の切断面には
癒合材を塗布して雑菌や水濡れから
防いで腐らせないようにしたい。 
※その後は春にたくさん花を咲かせるように
お礼肥えをしましょう。

②害虫が発生することへの対策
 
噴霧器で所定の薬剤を散布するのが
有効ですが周囲に人や車などがいた場合
薬剤がかかってしまう事がないように
注意が必要です。
くろっぽい虫は正直キリがないので
ほっときますが
アメシロに関しては見逃すと
えらい目にあいます。
正に戦場(いくさば)での真剣勝負です。
まずは樹木全体を眺めて
不自然に茶色く枯れている枝葉を
片っ端から切ります。
(高枝切りバサミが有効)
切り落とした枝葉を良く見て
蜘蛛の糸を細かく編んだような繭形状の
部分が有ればそれはアメシロの
最前線の砦です。
中を見ると恐らく1ミリ程度の毛虫が
数十匹はいるかと。
すぐに踏み潰すなり水につけるなり
毛虫用の殺虫剤で処分します。
脱走させないようくれぐれも注意しましょう。
情けは禁物ですよ。

「鬼に会うては鬼を👹斬り
仏に会うては仏を斬る」
まさに修羅の道をゆく
ですな
 
あと、これはまれですが
何も無いと思っていた桜の葉っぱを
庭のマリーゴールドの近くに
置いてたらマリーゴールドの葉っぱに
食らいついていました。

※忍びのようですね

ただ、あまり美味しくないみたいで
被害はほぼありませんでした。
まあ、どこにでも
葉っぱがあれば食い荒らすんですね。

年に二回くらい発生するそうなので
注意しましょう。
そもそも桜を植える際は
気を付けてくださいね😃

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