好きだったことを思い出した
たぶん中学生の頃いちばん好きだった「銀色夏生」の詩集。
小学生の頃からカメラ好きだった父が家じゅうにカメラを転がしてくれてたおかげで撮りたいと思った風景があればすぐにシャッターを押すことができた。それで空の写真を撮るのが好きになった私は、中学生の頃いまは閉店してしまった近所の本屋でみつけた銀色夏生の写真と詩の世界に一瞬で引き込まれた。
おこづかいで時々文庫本を買いに行った。その時いつも目の端に入るけれどなかなか手が出せない一冊があった。それがどういうものかもわからないけれ