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排気口『光に気づいた順に触れる指たち』終演

妹のコロコロ変わる表情が、しがみついてくるその腕が、明るく楽しそうなその声がたまらなく愛おしい。
終わりなんて想像したくないよ。
生きるの諦めないでよ。
私たちの視点の違いに気づけないまま
祈ってしまう。
私たちの生の続きと光ある未来を。
ねぇ、レミコ、生きようとしてよ。

夕暮れ、
血の繋がった私の言葉より、
さっきできたばかりのチームや、
1人で何人も抱えてる他人の職員の言葉の方が
彼らに届き、動かしているようで、
噛み締めすぎた唇から、握りしめすぎた拳から
血が滴り落ちるんじゃないかと思った。

黄色い思い出はいつだって笑顔でありたいんだよ。

レミコと一緒に満天の星空が見たい
星空合コンであの子はどんな顔するだろう
元気になったら一緒にやりたいことがたくさんあるよ

一緒に手を合わせるから
祈らせてほしい
ねぇ、レミコ、生きようよ。

ミシン嶋毛糸/ 海国りん

排気口『光に気づいた順に触れる指たち』終演いたしました。
3/21〜24、共に駆け抜けた座組の皆様、王子小劇場の職員の皆様、お力添えいただいた公演関係者の皆様、そして、足をお運びくださった全てのお客様へ
ありがとうございました。
皆さんの日常にも黄色いフィルターがかかって、
キラキラと光り輝きますように

無事終演いたしました。
ありがとうございました。

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