それはきっと教壇のような

こんばんは。spoonというインターネットラジオアプリで細々と配信をしている人間です。つい30分ほど前も配信をしていました。

ここから敬体になったり常体になったりします。ご注意ください。

ライブ中は主に一人で勝手に喋っている。イメージとしては今日あった面白いことや、普段からずっと脳内にある考えをどんどんどんどん言語化していく感じ。だがそんなにテンポ良く喋れるわけでもなく、正直「ア....アノ...」が多い。カオナシか?

配信を始めたてのころは、1人で喋るのがひどく怖かった。

落語をやったことはあるけれど、これは台本があるからちょっと違う。あと配信中は、普段の会話のように相手の反応(表情、ジェスチャー等)も見えない。

だからコメントが来るのを待って喋っていた。

しかし私は比較的マイペースに喋る性質なので、コメントを沢山いただくと逆にテンパってしまうことがある。

どうしようと考えて、いちど既存のアカウントを離れ、知り合いのいない新アカウントを作り、そこでひたすら1人で喋る練習をした。

意外とウケた。

お風呂で配信してるし、「来世は顔のいい女になってAmazonのほしい物リストで生きていきてえ」とか言ってるし、最後はドライヤーで髪を乾かしながら喋っていたくらい自由だったのに、それでも最後まで聴いてくれる人はちらほらいた。「面白かったです!」と言ってもらえた。



…突然ですが、配信って授業に似てませんか。授業を受ける側ではなく、提供する側の話です。

授業中って自分の話が生徒に届いているか分からないことが多いですが、生徒の反応をうかがいすぎては「授業の流れ」「雰囲気」みたいなものを作り出すことはできません。

授業がうまいな、面白いな、と思う先生方は自分のペースに生徒を巻き込むのが得意です。

最初は不安かもしれませんが、とりあえず自分で話し始めたらあとは波に乗るだけでペースを作ることができます。


まとめると、コメントが来ないことを恐れず自分のペースでたのしく喋って、それを楽しんでもらえる人が1人でもいたら嬉しいなと思った夜でした。

今後もこの方針でいこうと思うので、私の配信に来てくれる方は入退室自由かつコメント自由です。そんなこと当たり前かもしれないけど、改めて明言します。私も好き勝手しますので!卍

でも今は流石に聞いている人がいることを意識してなさすぎるので、もうちょっとゆ~~~っくり、はっきりと喋りたいですね...。



うーん、でもこれからアクティブラーニングが導入されていくと、教師が教壇に立って喋るスタイルの授業も減るのですかね。よろこばしいような、寂しいような。




教員志望のいち大学生による備忘録でした。