清々しいほどのオタクに

なれない。私には。

建築や文学やアニメや哲学やジャズや合唱など、、どのジャンルであろうが極めている人間は全員すごい。
大学教授とか、身近な友人たちとか、海外のギークとか。

何かを極めてる人間って大好きだ。

岡田斗司夫とかも見ていて気持ちの良いオタクだ。専門分野以外について語るときの彼はちょっとツッコミどころも見受けられるけど。

私も周りからオタクだ博識だなんだと言われるけど、全然である。様々なジャンルを広く浅くなぞっては、表層だけ見せているだけである。
信じてくれない友人も多いけど、本当に私の知識は見てくれだけで、たかが知れている。

私が本気でキモいくらいハマったのなんて、おジャ魔女どれみくらいのものだろう。

おジャ魔女に限ってはかなり極めた自信がある。
作中の音声を1〜2秒聴いただけで、全214話のうちどの回か、ある程度当てることができる。

でもスタッフの詳細までは知っているわけじゃないし、裏話とかになってくると弱い。グッズを買い漁ったりもせず、琴線に触れたものしか買わないので公式への貢献度も低い。
結局中途半端だ。所詮は今風のファッションオタクに過ぎない。悲しい。

オタク気質って、別に趣味だけじゃなくありとあらゆることに活かせると思う。

仕事でプロフェッショナルと呼ばれる人たちは大なり小なりオタクだ。
その点私は、とりあえず手広くはあるものの深くもなく、何か有益なものを生み出せるわけでもない。
もうちょっと、専門分野になると止まらない、清々しいほどのオタク!って感じになりたいものだ。

オチ(を書く元気)はないです。

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