価値観

生きている時間が長くなり、都会に出れば出るほど、人とつながりを持てば持つほど、最新の物や情報に触れれば触れるほど、比較が常に付きまとう人生となる。

他人と比較して、優秀・劣ってる・金持ち・貧乏・かわいい・かっこいい・不細工・性格いい・性格悪い・高収入・低収入・資格がある・無資格・既婚・独身・子供を産んだ・産んでない・持ち家・賃貸・車持ち・車無し・管理職・正社員・平社員・派遣・パート・アルバイト・高学歴・低学歴・大卒・専門卒・高卒・中卒・ブランド・ノーブランド…

上げるとキリがない
CM、広告、教育、洗脳、資本主義、先進国の影響によってこれらの価値が先進国、都会ではより他者との比較が強くさらにSNSの普及で他者の情報や生活が見えやすくなったことで更に比較。
世間が作った標準を基準に、テレビやマスコミで煽り焦りを感じやすくなり消費活動のエンドレス。
パン食い競争のよう。無理してジャンプして背伸びして手に入れようとして、足元に落ちているものには見向きもせずに、頭上のものばっかり追い求める。手に入れるために他人を土台にしたり、道具を買ったり、金で権利や特権を買ったり。吊り下げられたものをコントロールする人間は面白がり更にレースに勢いをつけたがる。それに引っかかりどんどん欲にまみれていく。泥というなの欲にはまっていく。地上から徐々にレンコン畑の泥のように。身動きが取れなくなる。まさか泥の中に宝があるとは知らず。

もっと足元を。地に足をつけて、ジャンプせずにとれるところを。
価値観は自分自身で作っていくものだ。標準は、ただ単に母体数に対して分子が多いだけであること。=標準としていいのか。そういうところの考えは単純なのに、なぜ少数のましてや優れていると思われている方へ移動しようと思うのか。
戦略という罠に惑わされてはいけない。
途上国と比較して恵まれてると感じることはあるが、そこで終わってはいけない気がする。世界を平等にしたい。自分さえよければいいなんてことはない。

承認欲求を満たすことが、そういうレースの出場者にとって重要。
しかし、他人にシフトを向けずに自分自身に焦点を合わせ自問自答する必要があるのではないか。


「他人の振り見て我が振りなおせ」
本来の意味とは異なる、歪んだ振りのなおし方になっているような気がする。
パンではなく、足元を見て。心は上向きで。泥に入る前に留まって。

人間に生まれたからには、心と脳を上手くコントロールして地球に優しい人間になりたい。


まとまりないけど書きたいことを書く。それだけ。

さらば。

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