ずっとこのまま(タイトル募集)

換気していた窓をすべて閉じて、畳の上に横になった
「あ~なんもしんたくね~」と同時に「変わりたい~、踏みだしたい~」と思っている自分がいる。めんどくせぇ。
微かに外の音は聞こえるけど、時計の秒針と冷蔵庫、炊飯器の保温の音が聞こえる。自分のことを見つめる、声には出さない葛藤と面談中。でもこの無音に近い状態が好きだったりする。一人の時は。人がいる時は無音が辛い、

雑誌や本を本棚から手に取り、その記事や作者の簡単な経歴をすぐ見る。
いろんな人の生き方や経歴を見るのが私は好きだ。
その人がどんな人生を歩んできたのか、短文でも知りたい。

やっぱりこういう大学出てるのか、このひともそうだ。やっぱ昔からやってる人たちなんだな。
今から大学入るなんて気力ないし。 この人は運が良かったパターンか。行動派だな...

そうやって自分とどこが違うのか、違いを見つけて真似しようとする。気が付けば、人の経歴ばっかり調べていた。高学歴とかじゃなくて、私の場合はいかに常識から、レールから外れて生きてきたか、という人の経歴を知る方が好きなのである。逆に高学歴の方にはあまり興味がない。
同じように出来るかも、この人も未経験からやってるならできるかも!組織に属さなくてもできるんだ!と、自分自身を勇気付けたいのだろう。
しかし、調べても調べても何も行動していない。していてもすぐに結果が欲しくて諦める。放棄する。別にそこまでやりたかったわけじゃないし、と言い訳までし出す。お疲れ様です。

よく雑誌でさ、”素敵な人の習慣””おしゃれな人の過ごし方””わたしの機嫌の取り方”とかあるじゃない。
あれさ、なんでいつもちょっといい感じの仕事ばかりの人なの?
もっと世の中には元気で明るい人だっているのに、全然見下してるとかではなく、なぜ清掃員や介護職、受付事務、市役所職員、クリーニング店の店員、とかじゃないんだろうね。 まるで素敵な人がクリエイティブ系にしかいないみたいな取り上げ方だよなーっと。もっとそういう一般の人の、メンタル維持の仕方とか小さな楽しみとか知りたいな~。
そういう雑誌に出てくるのは、イラストレーター、スタイリスト、写真家、作家、モデル、デザイナー、料理研究家、エッセイスト、アンティーク雑貨店主、編集者、とかだよね笑
文面見ただけでそれっぽい~ってなる笑
そんな丁寧な食事じゃお腹たまんねーし、キャンドルじゃ見えねーよって。
…失礼。

そういうところからきっとバイアスってかかっていくんだろうね。
そしてそういう人が行っている=センスがいいとか、おしゃれなんだ、とか固定概念が作り上げられていく。そして経済を回していく。
たしかに素敵な人もいるけどさ、なんか窮屈だな。
そう、お気づきの方もいるかもしれませんが、私がそのバイアスに引っかかっている者です。国家資格を取って全く違う仕事をしているんだけど、それはそれですごい~とか言われるんだけど、私はクリエイティブ系の方が大変だろうなって、なってみたいなって思う。隣の芝青状態だよね←

だから、今は頑張って少しずつお勉強をしているところなのです。頑張れ自分。まだ見ぬ可能性、能力、景色が待っているぞ。すごいことしなくていいんだよ。養老先生も言ってた。今のメディアに踊らされ、若い人はすごいことしないといけないって思ってるけど、そんなことないよって。それだけでほっとするわ。養老孟司で検索!←
だけどなかなかやりたくない、めんどくさい、ってなる日の方が多いわけで、天井を見ながら畳の上で、このまま何もせずただただ流れていくように過ごしていたらどうなるんだろう。ずっとこのまま同じ分野の世界しか見れないのだろうか。死ぬときに後悔するんだろうか。予測することはできるけど、未来なんてほんとにわからないな。



そういえば、感性のある人の過ごし方ってタイトルを見かけたんだけど
いやいや、感性は人間誰しもあるよ笑、ってなったのは私だけだろうか?笑
鈍い鋭いはあるだろうけどさ、ニュアンスどうなんだろうと引っかかる。内容は読んでないけどさ。

愚痴っぽくなったけど、日頃思ってることを書いて、みんなもすっきりしようね。その方が素敵なんじゃない?笑
ではまた後日。

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