発熱から解熱まで
久しぶりに、39度近い高熱を出してしまった。
あまりに久々に高熱が出たものだから、解熱のセオリーを綿密に調べて実行してみた。
そのレポートである。
1. 震えは熱の予兆
今まで、震えがくるのは熱が出ることによって外気温と体温の差が大きくなって「寒い!」となるのだと思っていたのだけど、どうも違うらしい。
震えがくるのは体温を上げるための生理的動作で、体温を上げようとするのは病原菌をやっつけようとするためだそうだ。
つまり、震えがくることは基本的に防げはしないし、防ぐ必要もないということだ。
まぁ布団をかぶったりして温めたほうがいいのはいいらしい。
またひとつ賢くなってしまった。
2. 発熱中は解熱剤を飲まない
体温が38.5度を超えると、病原菌が死滅し始める。
逆に言うと、38.5度以上を保たないと病原菌をやっつけられないということだ。
このタイミングで、なんか辛いなーとなってつい解熱剤を飲んでしまったりしがちだと思うが、このタイミングでは飲んではいけない。病原菌が死滅しないことで、いわゆるぶり返しを起こし、発熱を長引かせることになる。
布団にくるまるなどして暖かく保ち、栄養ドリンクやポカリを飲むなどし、ただじっと耐えるのだ。
個人的に悩ましいのが、偏頭痛持ちなので、首の痛みから頭痛になりやすく、長時間寝ることで耐え難い頭痛を催すことがある。
もうこれはどうしようもない。耐える。
ちなみに、40度を超えるような熱の場合は、さすがに解熱したほうがよいとか。体力の消耗が危険なレベルに達するからのようです。
3. 発汗が始まったら回復の合図!
2の段階では布団にくるまっているので、かなり全身が熱い状況なのだが、汗は出てこない。
体温を上げ病原菌をやっつけるために、発汗が抑えられるのだと思う。汗が出ないうちは、まだ戦闘フェイズなのだ。
そして、ある峠を超えた時に、身体のスイッチが切り替わり、突如として発汗が始まる。
こうなったら、あとは解熱するだけだ。解熱剤を飲んだり首筋を冷やすなどして、体温をガンガン下げる。汗をかきまくる。
言うなれば仕上げのフェーズである。おつかれさまでした。
ということで、今朝38.9度まで上がった熱が、今は36.5度まで下がった。朝にはきっと平熱になっていることでしょう。
今回、個人的に面白かったのが、戦闘フェイズが終了し発汗が始まるタイミングがハッキリとわかったこと。
うとうとしていたのだけど、突然身体のスイッチが切り替わった感覚があって、覚醒したほど。新鮮な体験だった。
今日の強くなるポイント
適切な解熱プロセスがわかった!
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