たのしくしごとをする

常々、仕事は楽しくやるに限ると思っているので、自分だけでなく周りの人が楽しくやるにはどうしたらいいんだろうか?を考え続けている。

周りの人が楽しくやってるほうが自分も楽しいし。

今のところ「こういう時はみんな楽しそうにやるな〜」と思っていることをちょろっと書き残しておきたい。

成果が出た!

シンプルに、成果が出たときはみんな楽しそうな顔をする。

たとえ、成果出すぞー!というテンションで仕事をしてなかったとしても、成果を出すこと自体に日頃から興味が強い人でなくとも、成果が出ればたいてい嬉しそうな顔をして、活き活きとしているものだ。

ここで重要なのは成果が出たことをちゃんとみんながわかるようにすること。

特に大きい会社や、直接的に売上につながる営業以外の仕事だと、自分の仕事がなんの成果につながってるのかよくわからんということはよくある。

開発は滞りなく終わったけど、結局それがなにになったんだろうか?

ミスなく電話を取り次げたけど、結局それがなにになったんだろうか?

クレーム対応をなんとかやりきったけど、結局それがなにになったんだろうか?

これでは、個人レベルで見た場合には成果が出ていないのと同じだ。成果が認識できないのだから。

具体的には、データをグラフ化してみんなに見えるようにしたり、いいことがあった時には「こんないいことがあったよ!」と積極的にアピールする。

成果が出て嬉しくなれば、もっとやろうかなと思うみたいだ。別に成果というのは、ビジネス的な数字の向上じゃなくてもいい。誰かが喜んだ!とか、そういうもので全然いい。

成果はどんどん出す。みんなの笑顔のために。

面白いビジョンを一緒にみる

だいたいの場合、今やってることはその先の何かのために存在するものだ。

なので、その先に待ち受けるものが面白いと思えていなければ、楽しく仕事することなんてできない。

これを成功させると、その先にはこんな面白いことができるようになるよ!

これを早くクリアすると、次にキミのやりたがっていたこれがやれるね!

これがうまくいったら、世界がこんな風に変わるかもね!

そういうビジョンを描いて「なるほど、それは面白そうだ!」と思えれば、みんなキラキラした目になる。

だから、面白いと思えることが同じ人と一緒に仕事はやったほうがいいと思う。そういう人を探すのも大事なことのひとつだ。

面白いと思う感性が同じじゃなければ、一緒にワクワクしながら仕事をするのは難しいから。

アイディア?特にないよ!どう思うか聞かせて!

これはひとによるのだけど、特にやる気満々の人にはオススメしたい方法。

仕事を依頼すると、「この仕事は、どういう風にやればいいですか?今考えてるものはありますか?」と聞かれることがある。

そういうときは「うーん、特にまだ何も考えてないよ!地図を描くところからお願いしたい!」と答えるようにしている。

実際は、自分が依頼した仕事である以上、全く何も考えていないなんてことはないし、多少のアタリはつけていたりするもんだ。

でも、それは話さない。いいんじゃん、やってみなよ!というスタンスだ。

だいたい、みんな自分で考えたことをやるほうがモチベーションがわくもので、モチベーション高く仕事をしてもらったほうが、みんな楽しそうだし、結局成果も良かったりするものだ。

ただし、この方法は仕事そのものがつまんないと思っている人には通用しない。

残念なことに、一般的に「仕事はつまんないものだ」「仕事はお金を稼ぐためだけにやるものだ」という刷り込みはかなりあるし、一回そういう思考になってしまうと、もう戻ってこれなくなってしまう人もかなりいる。

昔大きい会社で働いていた時の経験からすると、そうなるのも仕方ないなと思う環境もかなりある。

そういう人には、先に仕事をおもしろいと思ってもらうために、小さい成功を実感してもらったり、面白いビジョンをみせたりするのが先だ。

仕事がたのしい人は多いにこしたことはない。


究極のところ、マネージャーの仕事は「こういうことをやりたくない?こうなったらいいよね?」というロードメイクと、「イイネー!その調子!もっとこうしたらもっと良くなるかも!」みたいなムードメイクをして、みんなが楽しく仕事できるようにすることであって、それさえできていれば結果は後からついてくる、と思う今日このごろであった。

今日の強くなるポイント

中目黒の日本酒がうまい店を教えてもらった!

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