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謗法~運命を変える方法~完走

Netflixで「謗法~運命を変える方法~」を完走した。

最近、韓ドラも見たいものがあまりなく、見始めてもサドンデスで途中でやめてしまうことが多くて、久しぶりの完走だ。オカルト系が好きだということもあるが、オカルト系は一寸先が読めなくて、最後まで引っ張るのだろう。

謗法は以前、ケーブルテレビで見かけたことがあったのだが、1話で終わってしまった気がする。多分、時間が合わなかったのだと思うが、あまり期待もしていなかったが意外にはまった。

謗法で他人を呪い殺せる女子高生が、 SNS会社の暴行事件を追う女性記者に接近し、その会社の会長は悪鬼なので呪術でなければ対抗できないと言う。呪術を信じない記者に「呪いたい人があれば呪って証明する」と言う。
取材相手が上司のフェイク記事で死に追い込まれた記者は、その後、女子高生に呪いを依頼する。漢字の名前、写真、持ち物の3つを揃えて。
上司は会社で一人、体がねじれた奇怪な死に方をする。

怖いのは、正義の味方であるはずの記者や少女の心の闇だ。
上司の死に様は、上司に首を締められ一瞬感じた強い殺意が働いたという。
呪詛に使った万年筆のキャップのせいで刑事である旦那の部下が殺され、記者は少女とともに謗法で会長を倒すことを決意する。
探偵を通して会長の私物を手に入れた時、記者はそれとなく探偵の名前の漢字を聞き出し、私物も写真も手に入れる。
探偵が記者の身元を知っているとわかった時、少女は迷わず身元がばれないよう謗法で探偵を消そうと提案する。拒否する記者に少女は「謗法することも考えて準備したのでしょう」と指摘する。

SNS会社が上場を迎えるまでに成長したのも、呪いコーナーだった。呪いたい理由を書いて写真をアップする。同意が多いと呪われるというコーナーだ。
人は遊び半分で、あることないこと、呪いの言葉を上げていく。

興味深かったのは日本の犬神や付喪神、霊能者たちが登場することだ。謗法という宗教用語は日本語にもあるが、意味が違うし。

漢字の名前、写真、私物の3点セットで呪う謗法自体が日本から渡来した犬神だ、と説明される(とっても違うと思う…)。

鳥居をくぐってお寺に行ったり(まあ、そういうところもあるかもだけど)呪詛を防ぐために日本から8000万円で購入した付喪神の太鼓を叩いたり、日本から呼ばれた霊能者が「妖怪のイラストで有名だがこの世界では彼が本当に見たものを描いていることが知られている」という水木しげるみたいな人(外見とか性格は違うけど)と、なんかツッコミどころ満載だった。微妙に違う日本オカルトオタク?

韓国の巫堂(巫女)はよく踊るね。
オカルト系の映画やドラマを見ることが多く巫堂が踊るシーンも結構見たけれど、このドラマでは特に印象的だった。


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