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GIVE SPACE井口さんと考える、人と動物が共存できる世界のための視点

ROOMが始まって1ヶ月。やっと動画アーカイブも立ち上げることができました。よかったらチャンネル登録してください☆

そして、3回目となるオンラインセッションには、ドイツ・ベルリンからアーティストでありGIVE SPACEの取り組みを進める井口奈保さんが登場。人と動物が共存できる世界に向けて、私たちが都市の中で取り組める視点についてディスカッションを行いました。

Q02井口さん

1. 私たちはなぜSPACEを作れなくなってしまったのか

今回も、セッションは記事を読んできてくれた人がいる前提でQAあらスタート。次々と展開される参加者からのQをもとに、ディスカッションを深めていきます。

特に印象的だったのが、インナースペースの話。自分の中に余白を生むことが、他者への関心や他者の話を受け入れる地をつくってくれることから、まず個人の中にスペースを生むことが、その先にある他者、そして動物や自然とのフラットな関係の感覚を作っていくことにつながっていく。

インナースペースを持つことが、自分以外のものに関心を持てる本質的なスタート地点になるという話でした。

そしてもう1つ。GIVE SPACEの名前の原点となったアフリカでのライオンたちのサンクチュアリでの体験。そこでは、人が近づきすぎた時にライオンたちが発する様々な苛立ちのサインを全く受け取れない人間の姿がありました。

あらゆる動物が理解できるそのサインを、なぜ人間だけが気づけず、無視しながら進んでいくことが出来てしまうのか。

彼らのためのスペースと、自分自身の中のスペース。2つのスペースを作り出すことが出来れば。その想いと共にGIVE SPACEは、今、テクノロジーの力を生かしてより実践的な段階へと移ろうとしています。

都市の中で私たちがスペースを生み出すために何ができるか。GIVE SPACEの9文字に込められた想いを深める1時間でした。

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ROOMグラレコ3

2.GIVE SPACEをより深めるために

今回のセッションの実際の様子は、動画アーカイブとしてまとめています。事前に行ったインタビュー記事と共に、GIVE SPACEをより深めてもらうためのアーカイブです。

Youtubeですが、耳だけで聞き流してもらえると楽だと思います。

そして、セッション終了後は、Spatial Chatに場を移してのアフタートーク。井口さんの動画作品を一緒に干渉しながらゆるやかに話す時間が続きました。

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3. 次回は、9/24(木):ゲスト dabel 井口尊仁さん

次回は9/24!テーマを、「未来をテクノロジーから考える」に移し、時代を先取りしたARアプリ「セカイカメラ」を立ち上げてきた井口尊仁さんにお越しいただき、現在取り組む音声SNSアプリ「dabel」を軸に次の時代に向けた声のインターネットの世界と未来について伺います。

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「『音声のインターネット』がもたらすフラットな世界。DOKI DOKI Inc.・井口尊仁さん」
記事を読む→http://emerging-future.org/newblog/roomf2020_iguchi-takahito/
オンラインセッション(9/24 夜):http://emerging-future.org/news/2189/

「個人の想像力の拡大が時代を切り拓いていく」株式会社KANDO・田崎佑樹さん
記事を読む → http://emerging-future.org/newblog/roomq2020_tazaki/
オンラインセッション(10/1 夜):http://emerging-future.org/news/2209/

ところで、「ROOMにどうやったら入れるんですか?」と時々聞かれます。

ROOMは、招待制ではなく紹介制です。なので、誰か一人、紹介者になってくれる人を見つけてもらえれば誰でも参加可能です!(紹介者はROOMメンバーを見つけてください)

そして、1年の中の365日、いつでもJoinできていつでも退会できます。ひとまず参加したいセッションで様子を見てもらってもOK。ROOMメンバーに登録中は全てのセッションに参加することができます。

また、ROOMでは、オンラインセッションだけでなく、Slackの中での日々のやり取りや情報共有、時々のMeetup、ミラツクの知見とアーカイブの共有など、様々なアクティビティが行われています。

不明な点はいつでもご連絡・お問い合わせください。ROOMを通じて楽しい未来を実現できれば!

3回目となるオンラインセッションのレポートと次回のご案内でした!

ROOMロゴ


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