小論文の練習にnoteを使う

最近、生徒が大学推薦のための小論文を書く練習をしている。2000文字相当の課題文を読んで問いに答える形だ。問は2つで、文章の要約に相当するものと、課題文を下地にして自分の意見を600字程度で答えるものだ。

普段文章を書かない人間にとって600字の文章を書くことは簡単ではない。私にとって600字は=4ツイート相当であるが、日本人の平均的なツイート文字数は15文字らしいので、40ツイート分になるだろうか。流石に私も140字のツイートを40回するのは骨が折れる。そう考えると、600字の小論文を書いて見せてくる彼は、単純に偉いし頑張っているのだと思う。

私は「どうしたら上手に文章をかけるようになるのか?」という質問に、それはすごいですね!やってみます!と言わせるような回答を持っていなくて、悲しいことに「地道にたくさん文章を書きましょう」という面倒で当たり前なアドバイスしかできない。そして文章を書いたら他人に見せて評価されなければならない。評価を受けないと文章はなかなか成長しないのだ。私がnoteで文章を急に書いたのは、彼にnoteで文章を書くことを勧めたからで、いまなんのブログサービスが流行っているかと考えたら、noteなんだろうなと行った感じだ。

小論文を上手にかけるようになりたいなら、noteで文章を書いて公開しよう。文章を書くための細かいテクニックは多々あるが、①基本は文章をたくさん見て、②文章をたくさん書いて、③文章をたくさん見てもらう。これが王道だ。

以下余談

初めて使っているが、noteは使い勝手がよい。私はパソコンで文章を書いているのだが、右上現在の文字数が表示されているのが特に良い。当たり前だがキーボードを叩くたびに文字数が増えていくのは気分が良い。一息分の文章を書き終わる耽美に右上をチェックすると50文字とか100文字とか増えているのを確認すると、書くことが楽しくなっていく。さっきは640文字だったのに今は見たら840文字だった。文字書き初心者にとって、この昨日は励みになるだろう。あー、本筋とは関係のないところで300文字近くも書いてしまったようだ。

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