【ポケモンSV S1最終628位】対面セグレイブスタン
将棋系Vtuberの未良々桂（みららけい）です！
目標の最終順位３桁を達成できてうれしかったので構築記事を書きました。
TN:みららてゃ
コンセプト
使用感の良かったポケモンを使う（セグレイブ、マスカーニャ）
汎用性の高いポケモンでの対面構築
構築経緯
環境初期に使っていたチョッキセグレイブとタスキマスカーニャの使用感がよかったため、最終の構築に入れようとしたところからスタートしました。
この二体を当初はサイクル構築で使っていたのですが、以下の二つの傾向にあることがわかりました。
相手から情報が見えていない状況が一番強い
早い話が出した1ターン目が強い後発に置くと考慮されづらいことが多い
特に先発で見せると物理受けを温存されがちだが、見せないでおくと消耗を許してくれることがある（≒勝手に相手が崩れてくれるケースがある）
以上からサイクル戦ではなく対面的に戦いこの二体は裏から死に出ししていく戦術を採用することにしました。
汎用的な先発ポケモン＋セグレイブ＋マスカーニャの選出を目指し、対面よりのスタン構築ができあがりました。
個体紹介
ドラパルト
持ち物：命の珠
性格：せっかち S↑B↓
特性：すりぬけ
テラスタイプ：ドラゴン
実数値：163-x-85-152-96-213
努力値：C252 D4 S252
ドラゴンアロー / シャドーボール / 大文字 / 十万ボルト
調整意図
CS 振り切り
D 余り
見せポケです。カイリューの神速を抑制するためにパーティに霊を2体以上入れたかったため。
霊1体はサーフゴーで確定だったのですが、どうせなら一番強い見せポケを入れようとドラパルトになりました。
選出率は６位。NNはメイヴ。
マスカーニャ
持ち物：気合のタスキ
性格：意地っ張り A↑C↓
特性：新緑
テラスタイプ：草
実数値：159-176-90-x-90-170
努力値：H60 A236 S212
トリックフラワー / はたきおとす / ふいうち / けたぐり
調整意図
S 最速ガブリアス抜き
A 11n
H 余り
この構築のエースです。
崩し性能はほぼ皆無ですが、ストッパーやスイーパーとしての性能はピカイチ。前のめりなポケモンたちには滅法強かったです。
マスカーニャ受けとなる、ウルガモス、カイリュー、HBサーフゴーあたりはセグレイブやマリルリと共にわちゃわちゃやれば意外となんとかなることもありますが、アーマーガアだけはわちゃわちゃできないのでサーフゴーを出さないといけません。
Sラインはこのままだとパーモットやゲンガーに抜かれてしまいますので、気になる人は振り切ったり補正をかけていいと思います。
選出率は２位。NNはF*チャージ。
マリルリ
持ち物：ラムの実
性格：意地っ張り A↑C↓
特性：力持ち
テラスタイプ：水
実数値：183-112-100-x-100-95
努力値：H60 A252 S196
アクアブレイク / じゃれつく / アイススピナー / アクアジェット
調整意図
A 振り切り
S ラウドボーン、ドドゲザン、ニンフィア、ジバコイル意識で多め
H 余り
汎用先発要員その１。
相手の先発ガブリアス、デカヌチャンが重く、これらに強めのポケモンとして採用しました。
Sに振りラムの実を持たせることで、低速のあくびループにも強く出ることができます。ラムは環境にあまりおらず相手視点で見えづらいのも相まってハマってくれました。
アイススピナーはドオーやモロバレルに通る技として採用しましたが、アンコールや腹太鼓もありだと思います。
このあとのポケモン全部に言えるのですが、鉢巻きガブリアスにかなり弱く、これが流行るならパーティ単位で見直しが必要です。
選出率は５位。NNはホシノ。
キョジオーン
持ち物：食べ残し
性格：慎重 D↑C↓
特性：きよめのしお
テラスタイプ：飛行
実数値：207-120-150-x-154-58
努力値：H252 D236 S20
しおづけ / 地震 / 自己再生 / ステルスロック
調整意図
H 振り切り
D 11n。サザンドラのメガネ流星群を高確率で2耐え
S 余り。ミラーやヘイラッシャとの同速意識
汎用先発要員その２。ステルスロック枠でもあります。
環境中終盤にキョジオーンの数が減ったことで隠密マント筆頭の対策が甘くなったことを期待して投入しました。
本当に対策が甘くなっていたのか、運が良かっただけなのか、通りは良く正解でした。
HDに振ることで物理特殊の両方に対して行動保障があり、特性で状態異常も受け付けないため比較的信用して先発を任せられます。
Sは気持ちで振りましたが、振ってる相手はガッツリ振っていると思うので本当に気持ち程度です。ヘイラッシャの身代わりだけ死活問題と考えていたのですが、結局一度も見なかったので「上取れるとじわれの前にしおづけが入るからうれしいね」くらいのうれしさに収まりました。
この枠は環境に合ったステルスロック枠なら代替可能だと思います。
余談ですが、以前ナットレイやテッカグヤを好んで使っていて、交代読み宿り木と交代読みしおづけが似たような使用感なので懐かしかったです。
選出率は３位。NNはおいしいしお。
セグレイブ
持ち物：突撃チョッキ
性格：意地っ張り A↑C↓
特性：熱交換
テラスタイプ：地面
実数値：191-216-112-x-106-139
努力値：H4 A252 S252
つららばり / 巨剣突撃 / 地震 / 氷のつぶて
調整意図
AS 振り切り
H 余り
対面最強のポケモンです。
環境に様々な型が出回っているのが相手視点での見えない脅威となっていて、それを傍らに最も汎用性の高い地面テラスタル＋チョッキで使い続けました。
基本後続で出したいのですが、水ロトム相手などマリルリやキョジオーンだと不安が残る相手には先発で出すことも多かったです。
サイクルをするつもりがなかったので、AS振り切りとしました。
HB方面はかなりがっつり振らないと確定数が変わらないのでこれでいいと思いますが、HD方面は対面で動かすにしてももう少し振るのもありだったかもしれません（サーフゴーだったりウルガモスだったり特殊フェアリーテラバだったりを意識して）。
ちなみにSはミラーで上を取りたいので振り切ったのですが、構築記事を見ると下から巨剣を撃ちたく逆に落としている人が多かったみたいです。
選出率は１位。NNはブリガンド。
サーフゴー
持ち物：ゴツゴツメット
性格：腕白 B↑A↓
特性：黄金の体
テラスタイプ：飛行
実数値：194-x-154-154-115-108
努力値：H252 B196 C4 D4 S28
たたりめ / きあいだま / でんじは / 自己再生
調整意図
H 振り切り
B 11n
CD 余り
S でんじはで最速ドラパルト抜き
マスカーニャに対するアーマーガアやカイリュー、セグレイブに対するヘイラッシャと言った物理受けに対して切り返しになりえるポケモンとして採用しました。
型は当初からHBでんじはを考えていたところ、サックーさんがこの型のサーフゴーを使っていたので参考にしました。
たたりめ と きあいだま は採用に勇気が要りましたが、先駆者がいたので採用に踏み切れて、これらが思った以上に好感触でした。
役割遂行速度は遅いですが、誤魔化し性能や削り性能が高く、エース二体へのスイープに繋げやすく構築とかみ合っていました。
受け出しする遅いポケモン、かつ自己再生を撃つターンがあるということで相手に干渉しづらいところを、ゴツゴツメットで削りを入れられるのが非常に偉かったです。神アイテム。感覚的には強いアーマーガアでした。
選出率は４位。NNはブールスDM。
あとがたり
テラスタル環境で構築は悩みましたが、自分の納得のいく構築を用意でき、順位も高いところまで達成できてよかったです！
個体紹介の途中で書いた通り、この構築は最終日周辺で流行った鉢巻きガブリアスにかなり弱いです。
改良するならマリルリをミミッキュに変えたり、ドラパルトをカイリューに変えたりすると多少マシになると思います。
それではここまでお読みいただきありがとうございました！
普段は↓のYouTubeチャンネルで活動しています。ポケモンの配信もしているので興味があればぜひ。
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