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確かにひとりは味気ない

ひとりの寂しさや不安は、生きていれば誰もが感じること。たとえ家族と暮らしてもそうだろう。
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凛とした佇まいと、困ったときは素直に助けてもらう勇気。それがあればひとりはもっと自由だ。
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「なんか味気ない。」そう、確かにひとりは味気ない。それを味気のあるものにするために、私たちは猫と暮らしたり、人と暮らしたり、働いたり遊んだりするんだな。そしてその味気は、自分で加減するものだ、…

『わたしの、本のある日々』小林聡美

ひとりが心細くて、気持ちを強くしたくて読んだのだろうな。たくさんマーカーが引いてある。

今、私の後ろで犬が寝ている。確実に暖かい。温かい。
味気を加減できている。


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