釣りを通じて思ったこと

夜勤明けにも関わらず、次の日の早朝の釣りが楽しみすぎて昼間にあまり寝ることができなかった。
まるで遠足前日の子供のようである。
明らかに睡眠不足の中、日付が変わる頃に後輩が迎えに来てくれて車で2時間弱かけて武庫川一文字の沖堤防に行って来た。平日なのにも関わらず、すごい人だった。
釣り好きの根性はすごい。確かに何が釣れるかワクワクするし、釣りたての魚はすごく美味しい。

もちろん狙いの魚はメジロ、サワラ。
まだ夜も明けない暗いうちに沖堤防に到着し、ヘッドライトで竿の準備をして、いざキャスティング。
ナンパと同じで声をかけないと始まらない精神で4時間弱もの間にぶっ通しで竿を振り続けたが、惜しいと思われる一投もなかった。
つまり、坊主(釣果ゼロ)である。

潮の流れが良くなかったのかもしれない。

仕事等人生において何でもそうだが、流れというものは確かに存在する。
良い流れの時に竿を振れば、大物が釣れるだろう。
悪い流れの時に竿を振っても、何も釣れないだろう。
今の流れが良いか悪いか、正確に見極めるということは難しい。
大事なことは竿を振り続けることだと思う。
竿を振りを続けていれば、もし良い流れに当たった時はきっとすごく大きな魚が釣れる。一方で竿を振ってないと、例え目の前に大物がいたとしてもそれにさえ、気づくことなく逃がしてしまうだろう。

昔学生時代にハマった歌にこんな歌詞があった。

【どんなにもチャンスが巡ってきても僕がゼロなら意味がない】

通ずるものがある。

そんなことを思いながら、改めて日々仕事をコツコツと頑張ろうと思った1日であった。

ちなみに禁酒はまだ続いている。

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