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「#5 ここがびっくり海外の病院」から学んだ緊急時への心構えの大切さ/渡航時オススメ医薬品リストもご紹介【駐妻おしゃべり会@Clubhouse!優しく繋がり合う場所を作りたい⑤】

ブラジルへの海外転勤が延期中、8歳6歳兄妹を子育て中のママライターほっぺです。

2月末から毎週木曜日11:00~30分、Clubhouseで定期roomを開催しています。
ご一緒しているのは「駐妻カフェ」運営責任者、駐在妻キャリアサポートコーチとして活躍されている飯沼ミチエさんです☆

おしゃべりや雑談を通して「優しくつながり合う」場所を作れたらと思った理由は、よろしければ以前の記事からご覧ください☆

上記の記事でも書かせていただいている通り、Clubhouseの大きな魅力は「オフトーク」
オフレコだからこそ、みんなの本音やぶっちゃけ話、興味ある分野の最新情報など生の声を聞くことができるところが大きなポイントだと思います。

毎回noteで開催について触れていきますが、room内で出たお話ではなく、そこから私が考え感じたことなどをお伝えしていきます!

「何かあった時に、どうするか」を考えておく重要性

第5回目のテーマは「ここがびっくり海外の病院」

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海外だからこその日本とは違う出産
ご自身やお子さんなどご家族の急病時にどうしたかという体験談
テーマの通り、海外でびっくりした日本の病院との違い
食生活の影響など、海外生活が始まったことで起こる体の変化

この日は4人もの方がゲストスピーカーとして手を挙げてくださり、「そんなことも起きるんだ!」という手に汗握る体験談や、これからの渡航する方への具体的なアドバイスなど、あっという間の30分間んでした。(結局毎回10分くらいオーバーしてしまう…)

今回私が強く感じたのは、

「到着した翌日に、病気や怪我に見舞われるかもしれない。子どもも心配だけど、体調を崩してしまうのが自分自身という可能性もある!」

ということでした。

知り合いが一人もいない中、傷みに苦しむ中、動揺している中だと、調べることや問い合わせすることすらままならない場合もあるかも…。

「何かあった時に、どう行動するか、つまり”具体的にどこにどうやって連絡するか”を考え準備しておくことが大切」

そのことを再認識しました。

オリエンテーションなどで学んだ健康管理のポイント

我が家が渡航予定のブラジルは現在、またコロナによる医療の状況が悪くなっており、またもやいつ行けるかわからない状態となっています。

最初に海外転勤の話が出た時から1年以上間が空いてしまい気持ちが緩んでいる自分への自戒の意味も込めて、当初参加した海外渡航者向けのオリエンテーションで聞いた「海外での健康管理のポイント」についてまとめてみたいと思います。

最も大切なのは「安全と健康第一で行動すること」

最初に言われたのが「まず心身共に健康な毎日を送る努力が何よりも大切」ということでした。
海外に行くと決まると事件に巻き込まれることなどを不安に思う方が多いそうですが、海外における死亡理由の約7割が病死・自殺・交通事故によるものなのだとか。

また、安全と健康第一で行動するほか、「無理にがんばりすぎないことも大切」という言葉も印象的。
「せっかく来ているし…」など、特に行ってすぐに色々行動し、そのせいで疲れて体調を崩してしまう方も少なくないといいます。
”行ってすぐは病気になるだろうな…”くらいに思っておき、自分が常用している薬などを含めて、体調を崩した際の準備を優先的に備えておくことが大切だそうです。

海外での医療の受診方法は「ホームドクター制」がほとんど

clubhouse内でも、その地域の医療サービスについて調べておくことが大切だというアドバイスがありましたが、日本と違い海外では「ホームドクター制度」が一般的。

私が受けたセミナーでも、下記のようなお話がありメモが残っていました。

「日本は専門医(皮膚科、耳鼻科…etc)が多くその方が信頼度も高いイメージだが、海外では一般医が多く、その方たちがホームドクターとなる。大人も子どもも診ることができ、簡単な外科手術や、時にはお産まで担当する。
アメリカでは3分の1イギリスでは半分以上が一般医で、いわば交通整理をしてくれるお医者さんといえる。持病がある場合でも、まずは専門医ではなくホームドクターである一般医を受診して、その後紹介状を書いてもらい専門医に診てもらうという流れ」

まずは健康な状態で受診しておくことも大切!

また体調が悪くなってから初めて訪れるのではなく、まず健康な状態で受診しておくことも大切で、その方が普段の状態をわかってもらえるし、一度会っておくと本当に体調が悪い時など融通をきかせてくれることもあるといいます。

面白かったのは「基本的に海外は医療もサービス業というのが基本的観念」というお話でした。

「海外の病院はかなりの割合で株式会社が多いところからも、そのことが見てとれます。もちろんクレーマーになる必要は無いけれども、自分がして欲しいことや希望は遠慮せずはっきり伝えてOK。」


最初は予防接種の相談や持病があれば持病の相談、健康診断などでもOK。
前述の通りサービス業で予約制なので、元気なのに診てもらって大丈夫かななど気を使わなくて良いということでした。

そして海外の救急車は、どんな病院に運ばれるかわからないためあまりオススメしないという言葉もありました。
救急時に自分が運んで欲しい病院を調べておき、そこに電話をして救急車を派遣してもらう方が安心で、ホームドクターにどこの病院が良いか聞いておくのもひとつの手なのだそうです。

持って行くと良い医薬品&注意点とは?

セミナーの際に伺った、持って行くと良い医薬品もメモしていたのでもご紹介させていただきます。

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すでに2回、海外向けの船便を出してしまっている我が家…最初の荷造りの際は、こちらのメモを参考に色々準備したなぁと懐かしく思い返しつつ…

【内服薬】
・相互感冒薬 軽い風邪
・解熱鎮痛剤 発熱と頭痛歯痛
・抗ヒスタミン剤 鼻水、乗り物酔い
・咳止め 咳
・健胃剤 胃のもたれ
・制酸剤 胃の痛み
・整腸剤 下痢
・下剤 便秘
【外用薬】 
・皮膚の軟膏 皮膚炎・皮膚の化膿
・痔の坐剤 痔
・うがい薬 風邪
・点眼薬 結膜炎
・消毒薬 怪我
・湿布薬 打撲
【衛生用品など】
体温計・アイスノン・ガーゼ・脱脂綿・包帯・綿棒・バンドエイド・生理用品・コンドーム・ピンセット・毛抜き・爪切り・ハサミ・耳かき・浣腸・スポーツドリンク(粉末)・昆虫忌避剤、殺虫剤
◆注意点
※1年で2週間分ほどを準備しておくと良い
※麻薬などの誤解を受けないよう、白い粉は避ける
※万が一入国時に問い詰められたら「自分の健康のために使うもの」とはっきり言うこと
※持病など大量の薬を持ち込む場合は、英語で処方の理由を書いておいてもらう


いかがでしたでしょうか。
今回のclubhouseも、私自身大変勉強になったひとときでした。

次回は来週4月1日(木)日本時間AM11時から、またお耳にかかります☆

テーマは…「フェムテックと駐妻の関係って?」

フェムテックは、今私自身も力を入れているテーマのひとつ。
よろしければお気軽にご参加ください!

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