三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
未来社会プロジェクト代表。様々な統計をもとに世論や選挙、社会問題を研究しています。著書…
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G7各国の支持率を出せるようにしました
世論の動向などに掲載している支持率の平均のグラフを、アメリカ、イギリス、カナダ、イタリア、ドイツ、フランスについても出せるようにしました。今回はそれを簡単にレポートします。
外国の世論調査では次の選挙における投票先を聞くのが一般的で、日本で言われる政党支持率とは少し意味合いが異なります。しかしロイターやブルームバーグなどをはじめ、NHKなど日本のマスコミもそれを単に支持率と呼ぶことが多いため
産経新聞・FNNの世論調査の反映再開などについて
各社の世論調査から内閣支持率や政党支持率の平均を求め、「世論の動向」や各種SNSなどで公開してきましたが、2020年6月から現在に至るまで産経新聞とFNNによる調査は除外していました。これは2019年5月から2020年5月にかけて産経・FNNの委託先で不正が行われたことをうけた措置で、除外するとした当時の判断は「産経・FNN世論調査の不正にたいする見解」で述べています。
しかし現在、すでにこ
拒絶の投票――最高裁国民審査の地域分析
のべ6億の投票 最高裁の裁判官は司法のトップの人たちです。けれど信用を失えば「さらに偉い人」の手によって辞めさせられることになっています。その手を担うのが有権者――。国民審査はそうした意図をもつ制度であるといえるでしょう。
国民審査が実施されるのは衆院選と同じ日です。投票する際は辞めさせた方がよい裁判官の氏名の上に「×」を書き、続投してよい裁判官には何も書かないままとします。開票の結果、「×」
世論分析をめぐる水面下のはなし
今回の記事では、支持率の平均をもとにした得票数や得票率の推定について、他のモデルとの比較を行います。現時点ではあまり表に出すような話でもないので、内部での公開とさせてください。