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Internship diary2021.3.5 「hope」 ~ 大空優太 ~

 この度、NPO法人みらいの学校さんでインターンシップを行わせていただくことになりました、宇都宮大学共同教育学部1年の大空 優太(おおぞら ゆうた)と申します。
 私の名前を見た方のほとんどは、あの有名な某サッカー漫画を思い浮かべるのですが、親戚とかではありませんのでご了承ください(笑)。
 現在、栃木県の大学に通ってはいますが、出身は人口1万人ほどの北海道の浦河町で育ちました。マックもなければすき家もない。チェーン店はコンビニくらいの町だったので、宇都宮市に引っ越してからは見るもの全てがキラキラしていました。しかし「慣れ」というのは恐いもので、そんな街並みが当たり前になりはじめ「いつまでも初心を忘れずに居たい!」と思う、今日この頃でございます。

 現在は、共同教育学部に在籍し教職課程を学んでおります。専門は「教育心理」で、将来は「教育」×「地域」×「心理」の世界に飛び込みたいと考えています。
 コロナ禍で、1年次は一度しかキャンパスに足を運んだことがありません。それでも、自分が学びたかったことなので、リモートの授業でも楽しく取り組むことができ、何とか進級もできそうです。
 この1年間は、学外の取り組みに参加させていただく機会も多く、ご縁も重なりこのインターンシップに辿り着きました。自身の将来に直結するであろう「地域」というテーマに根付いたこのインターンで、どんな「ワクワク」と出逢えるか!

「なぜ」参加を?

 いわゆる「過疎」と呼ばれる地域で人生の18年間を過ごし、地方と都市部の格差やそこに抱く想いなどに人一倍触れ、経験してきました。このような環境下で過ごしたかからこそ「地域教育」に大きな可能性と課題意識を見出し、その世界に飛び込もうと決めました。
 現在、新型コロナウイルスの流行が引き金となり、日本の教育の形は大きな変化の時期を迎え「オンラインの増加」「情報の過多」「学校の存在意義」など、様々な改革が推し進められています。このような状況下で、今まで揺るがなかった「学校」という存在そのものの価値が揺らぎかけています。

私はこれから「教育の世界」に飛び込もうとしていますので、この先の教育に何が必要なのかを考える機会が多くあります。今、必要と感じてるひとつは「地方の企業と町の学校を繋げられる教育者」の存在です。情報がどこからでも手に入れられる世の中になったからこそ「学びの場に地域の素材を組み込むことで、地方の学校は都市部の学校と違った学びの可能性を引き出せるのではないか」そう考えているのです。ですが、その実現の可能性は小さく、目に見えづらいものであることは確かです。これを見えやすく大きくしていくことを目標としています。

そのために大学在学中は、自身が描く教育像を磨くため、これまで触れたことのない地域や企業、たくさんの人に出逢うこと、各地域で抱える課題や可能性へ挑戦されている方々とご一緒させていただくことで得られる知識や経験が必要と考え、このインターンシップに参加することを決意しました。


インターン修了後、何を描く。

 このインターンを通じて、大きく二つのことを描いています。

一つは「他人の存在」です。これまで、沢山のご縁があり、貴重な経験や多くの価値観に触れさせていただく機会をいただいてきました。しかし、コロナ禍で人と会うことは憚られ「生」のぬくもりを感じ難くなっています。
今回のインターンは、オンラインですが、今まで出逢ったことのない方々とお話する機会が沢山ありますので、この機会に改めて自分の価値観形成へつながる「他者の存在」の大切さを再認識したい。

二つ目に「可能性の可視化、言語化」です。参加した理由でお話しした「可能性」というものは中々目に見えづらいものです。これをどのように「可視化」するかを実践で学べる機会は早々ないと思っていますので、今の自分にどこまで出来るのかを知ること。そして、取材インタビューを記事にすることで、少しでもその可能性を「言語化」してけるスキルを身に着けていたい。

素敵な時間にできるよう、そして、この記事を通して少しでも多くの方に素敵な時間をお届けできるよう、限られた時間の中でもがいていこうと思います。
どうぞこれからの記事もお楽しみに。


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大空くんが参加しているインターンシップの詳しい内容は以下リンクから


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