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諦めの先に老健施設

崖っぷちな義父。
デイサービスがないと1日20時間寝ている。
今日も訪問リハビリの前くらいは起きているかと顔を出したら、大口を開けて寝ていた。

正月明けに2回目の骨折。リハビリや歩行の許可がでてるのに、トイレに行くことをやめちゃった。

家に居られなくなるよとみんなでさんざん励まして来たけれど。

ばあちゃんの応援に来ていた優しい姪が、今日はもう匙を投げていた。「態度に呆れる」。中立地帯の孫からみても義父の「おい!」という義母への命令はひどく、かつ、自分で努力しない。自分の娘にも文句をいうのは日常的。

本人のやる気が無いのは仕方無し。

ソーシャルワーカーの親友が、少しずつ少しずつ家族が家で見ることができないと諦めていくことは大事だよと教えてくれた。

来週持病で短期入院したあと、ショートステイで帰宅へ向けてのリハビリをするけど。嫁からすると、なぜデイケアを選ばないのか不思議だし。

今の状態からみて、義父のトイレ事情が変わるとも思えない。

姪も「もう無理だよねー」って言うくらいだから、現実と向き合ってないのは本人のみ。でももう11年がんばったからいいよね。老健施設で家族に怒られずに過ごすのもいいと思う。

きっと面会に来ない!って文句言うだろうけど(笑)

家族の諦めの向こうに老健施設が待っていることを、わかってないのは義父のみ。


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