オホーツクでの農泊のすすめ

 農泊という言葉をご存知でしょうか。 農業の「農」に宿泊の「泊」。言葉の意味から海外のファームステイと同じように「農家の自宅に泊まること」を想像されるかもしれませんが、日本での意味は、少し違っています。

 農水省のHPでは、農山漁村における滞在型旅行と定義されており、農泊ポータルのサイトの中でも古民家や廃校を利用した宿泊施設や一般のホテルもおすすめされています。

=農泊とは?=
農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験と農村地域の人々との交流を楽しみ、農家民宿、古民家を活用した宿泊施設など、多様な宿泊手段により旅行者にその土地の魅力を味わってもらう農山漁村滞在型旅行を指します。
<農林水産業HP参照>
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/170203.html

 オホーツクの農泊について、北海道のHPによると『北見市農泊推進協議会』、『オホーツク農山漁村活用体験型ツーリズム推進協議会』、『美幌町観光まちづくり協議会』、『滝上町農泊観光地域づくり協議会』が農泊の事業実施主体となっているそうです。

 また、農泊とは少し違うかもしれませんが、教育旅行を行う子どもたちを農家で受け入れる動きも見られ、今年に入り美幌町でフォーラムが開催されています。

 これらの情報から農泊について知ることができますが、まずは気軽に泊まってみるのもよいかと思います。
 
 私がお薦めしたいのは網走市の「ファームインアニマの里」さんです。この宿は、素敵なご夫婦が長く営まれてきた場所で、草原の馬を見ながらのんびり過ごせ、ご飯がとても美味しいです。

 ちなみに、この宿は農山漁村余暇法に基づく農林漁業体験民宿登録制度にも指定されています。この制度と農泊推進協議会がどう関係しているのかなどについても、今後学んでいきたいです。

=農林漁業体験民宿登録制度とは?=
 農山漁村余暇法(農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律)第16条に基づく登録制度。
 農山漁村余暇法は平成6年に議員立法として制定された後、平成17年6月に法改正された。
<農林水産省HP参照>
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kyose_tairyu/k_gt/yokaho.html
※道東で登録されている宿一覧
 ファームインアニマの里(網走市)
 しれとこペレケ(斜里町)
 ファームイン冨田(興部町)
 ヨークシャーファーム(新得町)
 インカルシペ白樺(大樹町)
 旅の宿ワインの国(池田町)
 ファームインビバーク(標茶町)
 羅臼の宿まるみ(羅臼町)

○参考リンク

農泊を中心とした都市と農山漁村の共生・対流
| 農林水産業HP
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/170203.html

ファームステイ|成功する留学HP
https://www.studyabroad.co.jp/homestay/farm.html

農泊ポータル
https://nohaku.net/

北海道の農泊地域一覧 | 農政部農村振興局農村設計課 北海道HP
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/ski/gt/hokkaidou_nouhaku.htm

道東地域教育旅行推進フォーラムin美幌の開催について
http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/press/202001/2020012803.pdf

民宿・農家民宿: ファームイン アニマの里|(一財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう)
https://www.kouryu.or.jp/farm-stay-inn/detail/01211/2/

「農山漁村余暇法」について| 農林水産省HP
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kyose_tairyu/k_gt/yokaho.html

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