上川町長の言葉集(『田舎の未来』トークセッション@上川町)
上川町で行われた『田舎の未来』トークセッションでの佐藤芳治町長の言葉をまとめてみました。
#田舎の未来 #上川の未来
①ゴールドラッシュ
上川町はゴールドラッシュで栄えた。洞爺丸台風の被害木処理でたくさんの業者が入ってきた。昔は木工場が23軒あったが今は0軒。
町材引取税がたくさんあって、地方交付税は0だった。とても裕福な町だった。その後、急激な人口減少を経験した。
②よそ者
わか者、よそ者、ばか者が大事。地元の人を大事にしないわけでない。このままではダメだから、外からの視点が重要。上川町の住民は正直冷たい。よそ者扱いされることが現実。今まで、地域おこし協力隊やってなかった。住む環境などを整備して取り組み、昨年今年で12人一気に増やした。今後増やしていきたい。協力隊は不安を感じているので、少しでもサポートをしていくべき。
③1000人の村
北欧では町の人口は500人。しかし、心の豊かさがある。それを目指していきたい。1000人の村でいいじゃないか。
③行政区分
合併すると問題ある。合併すると文化がまず失われる。一定の期間地方交付税が保証されるが、その後激減する。合併したら、中心の町はいいが、地方の町はつらい。一方、ごみ、消防は広域で連携してやった方がいい。観光に関しても連携が不十分。観光に来る人からしたら行政区分は関係ない。行政区分は邪魔くさい。
④その他
・法律が邪魔する。それならば、法律を変えていこうという生きがいでやる。
・コンパクトシティは管理する側からはいいが、生きる側からしたらよくない。
・AIにできないことは未来を想像することだ。
・石北本線は絶対になくしてはならない。
・どんな辺鄙な場所に住んでいようと、そこはその人にとっては骨をうずめる場所。魂がこもっている。
○参考リンク
『田舎の未来』トークセッション
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