道東教育学『選択肢と多様性と自主性』💮

教育に何が求められるのか考える上で、これまで、「東大」「小学校教育」「学俗接近」「社会教育」「部活動」など様々な切り口で教育を捉えてきました。この中で何が1番大事かという答えは出ないと思います。しかし、共通して重視なキーワードとして、「選択肢と多様性と自主性」があるのではと私は思います。
まず、選択肢について。どんな地域のどんな人でも自分の人生に多くの選択肢があると感じられることが豊かさだと思います。選択肢を広げる上で教育の力が必要です。「どこにいても行きたい大学に行ける」「どこにいても優れた小学校教育が受けられる」「色んな人の話が聞ける」「様々な部活動ができる」など、選択肢があって初めて人の生活は豊かになります。
次に、多様性について。教育とは画一的な人を育むことではなく、個性を発揮できる多様な人を育むことだと私は思います。「全員が東大に合格する学校」「ある教えをみんなが信じ込む塾」「個性が発揮できない部活動」など多様性を育めない教育は決して良い教育とは言えないと思います。
その上で、最も大事になるのは自主性です。教育では、決して押しつけにならず1人1人が自主的に学ぶことが必要です。自主性のない教育で成果を上げても、トータルでその人の人生が最高になれないかもしれません。
これら「選択肢と多様性と自主性」を意識すれば、理想的な教育に近づくことができるのではないでしょうか。

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