道東教育学『質の高い小学校教育を実現する』💮

小学生の頃に質の高い教育を受けさせたい。

そう思った時に、道東では選択肢が少ないと感じざるを得ません。

東京に住めば、小学校の選択肢は山ほどあります。
公立、私立、インターナショナルスクールなどバラエティに富んだ小学校からお子さんに合う学校を選ぶことができます。

北海道の中でも札幌や函館などに私立小学校があり、札幌・ニセコにはインターナショナルスクールもあるようです。

しかし、道東の小学生として育つ場合、ほとんどが地元の公立小学校で過ごすことになります。

公立小学校に行くのが当たり前の世界の中では、小学校から高い学費を払い質の高い教育を受けさせる意義がわからないかもしれません。

しかし、東大合格者数や偏差値のようにわかりやすい指標で表現できないからといって、私立小学校やインターナショナルスクールの良さを見出さなくてもいいのでしょうか。

質の高い私立小学校の教育の一例として、学習院初等科の国語教育があげられます。

正しい日本語の担い手として~学習院初等科における国語教育~ :特集 : 学習院TIMES 学習院大学: YOMIURI ONLINE(読売新聞) 
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/gakushuin/special/sp052/page_01.html

インタビューで、初等科の先生は
『学習院初等科の国語教育は、基礎・基本を疎かにせず、言葉を使った様々な表現を磨きながら、幅広いものの見方・考え方を養うという3点を教育の大きな柱としています。』
と答えています。

たしかに、普通の小学校でも国語を学ぶことができると思いますが、充実した環境の中で「正しい日本語」を学べる小学校は少ないのではないでしょうか。

道東で質の高い小学校教育を実現する上で、参考にできる例として、軽井沢の風越学園があります。

釧路市音別出身の本城さんも関わっており、自然の中で学ぶという点で、軽井沢は道東と立地としての共通点が多いと考えられます。

本城慎之介、軽井沢風越学園創設への道【後編】:元楽天副社長が作る幼小中“混在校”の武器 (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1810/15/news039.html

小学校教育の質を上げるのに、何も学校だけを頼る必要はありません。

地域の自然教室も重要な役割を果たしていますし、オホーツクの北見市には英語やプログラミングを学べる塾もあります。

未来を楽しむ学習塾「school」 - ホーム | Facebook
https://www.facebook.com/schoolhokkaido/

教育には答えはなく、何が正解かわかりません。スマホを渡して放っておけばいいという考えもあってもいいと思います。

ですが、様々な手段を考えながら、いかにして小学校教育の質を上げるか、大人たちが考え続けることは大事なのはないかと思います。

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