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苦難の時代を勝ち上がる農業経営

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。JA高知県の園芸研究会で農業経営について講演をさせていただきました。
現在、農業を取り巻く環境はマクロトレンドとして人口減少による野菜の消費の減少、供給過剰、短期的な課題として円安による農業資材の高騰、ウクライナなど国際情勢による農業資材高騰で非常に厳しきなっております。

肥料など農業資材が軒並み価格上昇している中で、材料費などコストが上昇しているにもかかわらず、全体でみれば野菜は供給過剰の状態なので販売価格に転嫁できないという状況になっています。

えっ?農業人口が減少しているってよく聞くけど・・・と思われる方もいると思うのですが、農業人口は確かに減少しているのですが、それ以上に農業技術の進歩や農家さんの頑張りで農作物の供給量は増えている状況で、供給過剰になっているから販売価格に転嫁できないという状況なんですよね。

こういった厳しい環境の中、農家はどのように農業経営に取り組んでいくべきかについてお話させていただきました。

この苦難な時代の前と後とでは農業の常識がガラッと変わってくると思います。他の産業においても大きな苦難があればそれに適応した企業は生き残り、適応できなかった企業は倒産しました。
だからこそ農家にとってこの苦難な時期をどのように生き抜くかをしっかりと考える必要があります。
そのためには「どのようにしたら販売単価をあげることができるか」「どのようにしたらコスト削減できるか」「どのようにしたら労働生産性をあげられるか」を必死になって考える必要があります。

気合と根性だけでなくしっかりと経営思考で乗り切りましょう。

【問い合わせ】
TEL 080-3396-5399
MAIL:t.ogawa19720117@gmail.com

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