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農業ハウスを建設する際に① ~土地・周辺環境をよく確認する~

これからハウスを建設したい方向けにハウスを建設する際のポイント、考え方などについてお話していきたいと思います。
ハウス建設する際には考えなければならないことが山ほどあります。その中でも設備面についてできるだけ詳しくお話いたします。

まずはじめに「土地・周辺環境をよく確認する」ということです。ハウスを建設する際に基礎的な部分になりますので早い段階できちんと確認しておきたいポイントになります。この部分をきちんと確認しておかないと後々いろんな制約や課題の発生につながってきますのでしっかりと確認するようにしてください。

① 日当たり、気温、温度など気象環境

農業をしていくのでまずは栽培に適しているか、、というのが非常に重要です。特に日当たりは重要です。
植物の生育は光合成がしっかりとできるかどうか重要なポイントになりますので、光合成のエネルギーである「光」がしっかりと確保できる状態でなければなりません。光を遮る建物や木々などがないか、中山間地では山の影などもあります。現場に行って朝、昼、夕方の各々の日の当たり方をしっかりと確認する必要があります。
気温も気になるところです。夏場は暑すぎないか、冬場はどれくらい寒くなるのか、寒暖差はどれくらいあるのか、また、もともと水田であった土地などは湿度は高かったりしますので、その土地の特徴をしっかりと把握することが大事です。現場に行ったり気象データなどを見ながらしっかりと確認してください。

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