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農業ハウスを建設する際に⑭ ~ハウス設備の仕様を決める(環境制御) ~

今回は環境制御システムについてお話いたします。
ハウス栽培の環境を作るための頭脳である環境制御システム。環境制御システムってハウス栽培していると1つの醍醐味ですよね。
環境制御システムの効果、選び方、使いこなしについて述べてみました。

<環境制御システムの導入の効果>
環境制御導入効果としては以下の3点があげられます。

① 増収効果
② 病害虫抑制効果
③ コスト削減

「環境制御」とは、作物の栽培にとって重要な「光」・「温度」・「湿度」・「CO2濃度」・「気流」などの環境要因を、生育に適した状態に調整することです。それにより作物の光合成速度を最大限に高めて光合成による「糖」を効率よくさせることで生長を促進させ、収穫量を上げることが環境制御の第一の目的です。新しい技術を駆使して環境制御を適切に行うことで、限られた農地でも高い収量を狙っていくことができます。
またハウス栽培において発生する病気のほとんどは湿度に起因するものが多いです。湿度を適切にコントロールし、換気を適切に行うことにより、病害虫の発生を抑えられます。
特にトマトなど果菜類では栽培期間が長期間にわたるので、病害虫との付き合い方が非常に収量を左右します。病害虫を抑えることは収量の増減に直結します。

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