見出し画像

農業経営 平準化 by 小川隆宏

農業経営だけでなく他の一般産業についてもいえることですが、組織運営していく上で大事なことは「平準化」・「標準化」です。

今回は「平準化」についてお話します。。

例えば、、農作業において「繁忙期」と「閑散期」があるというのはよくあることなのです。

なにしろ農業には旬があり、旬の時期は
作物の栽培管理業務に加え、収穫、梱包、出荷作業が発生するので非常に忙しくなり、まさに「繁忙期」となります。

しかし収穫時期が過ぎ栽培が終わると、(もちろん撤去作業などもあるので一時は忙しいですが)途端に農作業の量が少なくなります。

これがまさに「閑散期」です。このような状態では従業員・パート社員の雇用なども進まず、雇用の継続によるノウハウの蓄積も困難になるので、人の熟練による作業効率の向上は見込めません。

さらに「繁忙期」には従業員・パート社員に仕事に来てもらえるように、募集広告の手配など追加的な業務も発生してしまいます。
 
年間、月間、週間、1日単位で業務・作業を均一にし(平準化)し、農園全体の生産性を挙げるが重要です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?