見出し画像

植物への潅水のやり方!(EC・潅水) 

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。今までになんどか潅水のやり方についてお話をしてきました。
植物の生長は 光合成をおこなって水とCO2を材料にして「糖(C6H12O6)」を作り出し、その糖が植物の生長やエネルギーとしていますので、潅水を適切な量で与えることは安定収量・安定品質を実現するためには非常に重要となります。

では潅水の量はどのようにして決めればよいか、、ということで、日射量を基準にして潅水量を決めることが植物生理的に理にかなっており適切ということができます。

では与えられた養液は植物にはどのように吸収されているのでしょうか? また養液は単なる水ではありません。肥料を含んだ養液です。ではどれぐらいの“濃度”が適切なのでしょうか。

そこで今回は「養液濃度:EC」と「植物の吸水のしくみ」について見てみたいと思います。

ここから先は

1,823字 / 2画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?