デザインは重要

4サイクル4気筒でRRとか当時(というか現代でも)としては先進的な構造だった云々……てな紹介記事を読んだことがある。これを最初に見たのは中学生のときで家庭科の女性教諭が新車で買って乗ってきたんだけど途中でタイヤがパンクしてリヤのどっちかがぺちゃんこになったままよたよた登校してきたのを覚えている。だからと言うわけではないが当時の自分にはブサイクな形状としか思えなかった。あれから幾星霜。これをかっちょいいと感じるのはなぜか? よくわからない。ひとまわり大きかったらダメっぽい。たぶん日用品として評価しているせいだろう。あの当時、自動車は特別なものであり、どこの家にも当たり前にあるものではなかった。だから軽自動車であってもスペシャルな形状を求める意識があったのかもしれん。現代のように普段づかい(とくに地方では)するとなると気に入らないデザインのものを毎日眺めるのは憂鬱ではある。いや移動の道具にすぎないのにデザインなど気にしたことない、という意見もあるだろうが、そらタダでもらったんならそう考えてやってもいいが維持費も含めて安い買い物じゃないからね、車って(すくなくとも自分にとっては)。

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