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旅する子ども建築士:ロケーションを味方につける

旅する子ども建築士たちと、香川県さぬき市志度へ。

山本忠司さんの「野外音楽広場テアトロン」
堀部安嗣さんの「時の納屋」

を見学。

ロケーションを今まで勉強してきたので
今日も、ロケーションがいいところ。にある建築物を。

野外音楽広場テアトロン

テアトロンは夕方来ればよかったなぁ。
っていうくらい暑い。

ただ、瀬戸内海を眺めながらのテアトロンは
やっぱりいいな。


何もないときのテアトロンは無
一度、久保田利伸のコンサートに来たことがあるけど
あの時の感動は、やっぱり野外音楽広場なんだ。

その空間の持っているものは
その意図をきちんと表現できたとき
場のパワーも相まって感動空間と体験を導くんだろう。


時の納屋

歩いて数分で「時の納屋」につく
時の小径を子どもたちと並んで歩く

前から見えてくる建物とあの景色
雲と空と島と海と緑がきっともっと映えてくるんだろうな…

オープン前だけどもうすでに行列ができていて
子どもたちと並んで待つ

もっともっと大きな建物だと思っていたけど
コンパクトに感じられる

木の良い香りと空間
小屋組みの面白さ
ずっと天井を見上げてる私はよそに
子どもたちは、座れるかどうかを心配していて(笑)


室内からみる、大きな窓にはさっき見た
景色が切り取られ大きな絵のようにみえる
のんびりここに座って
雲が流れるのをみてもいいな
きっと雨でもいい感じなんだろう


暑すぎて元気なくなりそうだったけど
お茶して元気になってきて

時の納屋をひとまわり
正規のルートじゃないところを下りてく私に
そこ駄目じゃない?って(笑)



途中に、男性に「素敵な建物ですね」
と話しかけられて
きっと同業者だなぁと思い
「私もここを目当てに来たんです。
あぁ、菅組のYouTubeに木造組み立ての動画ありますよ
見られましたか?」
と盛り上がり。
この建築がどんな風に建てられたかを知るには
すごくわかりやすい動画はおすすめ

長く流れる屋根がまたカッコいい。


一回りぐるっと小径がちゃんとついている建築物には
理由があって小径があるもので
そこから見える、瀬戸内海と建物を左右に見ながら上がっていくのはまた、素敵な印象で。




そこにある照明もカッコいい。夜、また来てみたい。
あーそうだ、ペルセウス流星群のときいいな。


子どもたちにはどう映ったのかな

子どもたちには、細かくは伝えないけど
そこにいてどう感じただろう
見えた景色はどう映ったかな
単なる瀬戸内海だったかもしれないけど
ふとまた、いつか見る景色と
重ねる日が来るだろうか…ね♪

今日も素敵な旅でした。

きっと、みんなの近くにも
こうやって、ロケーションを巻き込んだ建築があるはず
少しだけ、見える目線を変えてみると
その景色が別物になってくよ。


素材もステキ
こんな感じ
トイレ
この先に行きたい

■MIRAICRAFT

https://www.miraicraft.net/

生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰

■香川県高松市
■子ども建築士教室
 創造あそび・模型コース
■ベネッセみらいキャンパス講師    
■ミライクラフト一級建築士事務所

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