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子どもたちがつくる街3:ドキドキの発表から、見えてくる子どもたちの力。

1/7にベネッセコーポレーションのみらいキャンパスのイベント「建築士になって、【みんなで大きな街をつくろう!】」の第3部です!

ドキドキの発表から、見えてくる子どもたちの力。家族とのコミュニケーションもできて完成から片付けまで、しっかり味わいました!


1部はこちら

2部はこちら


緊張の発表タイム

遊んで終わった後は、緊張の発表の時間。ドキドキ!
順番、どうしようかな。ここでも、みんなに聞いてみるけど、順番は、決まらない(笑)今回も、私の提案にのってもらいつつ、皆さんは順番に発表してもらいました!

保護者の皆様が、じっと見守る雰囲気は、子どもたちには緊張感を与えます。しかも、はじめての空間で。でもここで、発表した経験が自信になり力に絶対になると思っています♪

ここで、発表できる子、ちょっと発表しにくい子がいるのは当然で。

一番にやるよ!っていう子もいるし
「やっぱり最後がいいな」と譲らない子もいるし
なんだかのせられて順番がきたらやっちゃう子もいる

その子どもたちの目を見ながら
信じて、寄り添う。
発表のときは、私もそれしかできませんが
今回もしっかりみんなが発表することができました!

ちょっと難しいような質問も、今聞いたら、答えが出せるかもしれない。そう思ったら、どんどん聞いてみました!
目をじっと見て、私の顔を見て、答えを出していく子どもたち。あきらめることなく、考えに考えているのが伝わってくるので、しっかり答えを待ちます。
どんな子でも、きちんと答えられる。私には、その確信がある。

この日もみんな、苦手でも答えてくれた。
やっぱり子どもたちはすごいし、素晴らしいです。

家族との共有時間の大切さ

みんなでの発表を保護者の方もしっかり聞いてもらえて、ありがとうございました!

ドキドキの発表が終わった後には、写真、動画撮影タイム。



その時には、しっかり保護者の方にも、子どもたちに質問をして、どういう街なのか、お話を聞いてくださいとお願いを。

やっぱり子どもたちは、家族に一番話したいことがあると思うんです。発表あとのほっとした、この時の家族の方の受け止めが、本当に大切だと感じてます。

私は、少し第三者になって、離れてみてました♪一番良い時間だなぁ。子どもたちは、一番の笑顔でしっかり写真もとり、たくさん話もしていて。
みんないい顔してる✨

その後で、保護者の皆さんにも、今日持ってきた素材についてお話ししました!
徳島の藍、高知のイ草、楮の木。触って、香りもかいでいただけました。

今は、和室も減ってきているし、子どもたちだけでなく、大人もそんなに触れる機会がないので、興味深く触っていただけて、良かったです。

子どもたちには五感を使って感じてもらい、保護者の皆さんには現状を知っていただくこと。少し説明のプリントもお渡ししましたが、お家でまた、興味を深めてもらえたらと思ってます。

片付けも一緒に

終わったら、片付けを一緒にしてもらいます!
とても、残念なのですが、解体しないといけません。

それでも、それを楽しみながら、家族みんなで、そして、会場の参加者みんなで解体して、土地も川も山も全部、きれいにしていきました♪

少しさみしい感じもするのですが、子どもたちは意外と満足しています。

自分で作ったものを自分たちで片付けるからこその満足かもしれませんね。家族で声をかけながら、お友達のも手伝いながら、最後までチームワークを崩さずに終わりまで。ほんとすごい楽しそう(笑)

これもまちづくりの醍醐味なのかもと、感じました。

みんなで協力して、しっかり時間通りに終わって、ほんと感謝でした!!片付けのご協力ありがとうございました!

最後に

たった3時間で、本当に前からの友達だったかのような8人でした。子どもたちは本来、何も動じずに感覚で一緒に遊べる存在なのかもしれません。

子どもたちのパワー全開な会場で、子どもらしく自由に動き回る様子を見ながら、いつも限界までは自由にできたらと思っています。本当ならば、もっと、激しく喜びや楽しさを表現するのが子どもらしいのかもしれないと、ふと感じました。

そして、今日が初対面なのにものすごい仲良くなった子どもたち。コミュニケーション力がないと言われている子どもたちですが、そう感じさせないほど、みんながぎゅっとチームワークを見事に発揮して、街が完成した思います!

街はそれはそれは素晴らしく、大きな街になり、最後は街同士が交流するところまでできたこと。まちづくりは、チームワークがとても大切だとは分かっていても、実際にそれを垣間見ることで、子どもたちには、その力がもともと十分にあることが今回は、私にも発見でした。チームワークやコミュニケーションの力すら、子どもたちはちゃんと持っている。

大人が、どうしても育まねばと思うことより、やっぱり引き出すことが大事なのだと気付かされました。

そして、保護者のみんなが見ているのは本当に緊張するよね。そんな緊張感たっぷりの中で、発表できる強さも、見れたこと。

やっぱり子どもたちはすごいです。
ほんと今回参加してくれた子どもたち、ありがとう✨
保護者の皆さんもありがとうございました!


毎回、思うよ。
 
まちづくりをしている、子どもたちの姿は
ほんとにキラキラしてて、自由でいて、相手も尊重して
緊張感の中、頑張って考えて話して
 
今回も何がすごいって子どもたち
 
主役は子どもなんです。
 
見守り、引き出すのが、私の役目。
今回も果たせたかな?どうだろう。
 
たったの3時間。でも、すごい濃厚な3時間。
子どもたちに出会えて彼らの人生の傍らに
この日もいさせてもらえた嬉しさ。
 
感動の一日でした!
 
ほんとにありがとうございました!
 
 


■MIRAICRAFT

https://www.miraicraft.net/

生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰

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