#7幼児期に身につけておきたい7つの能力
幼児期に身につけておきたい7つの能力
人間の基本的な動きは36あると以前お伝えしました。
36ある基礎的な動きを繰り返すことによって「身体操作能力」が身につきスポーツパフォーマンスの向上に結びついたり怪我をしない丈夫な体を手に入れることができます。
実際は36ある基本的な動きを混ぜて行うことが多いです。
例を出すとボールを運びながら相手にパスする!などです。
単純な動きのように思いますが実は現代っ子ではできない子が多くなっています。
何度も言って申し訳ないですが大切なのは「身体操作能力」です。
自分の思った通りに身体を動かす事ができれば怪我も防ぐ事ができますしパフォーマンスも向上します。
もっと先のことをいえば高齢者になったときでも自分の思った通りに身体を動かす事ができれば背骨や膝が変形するようなことはないでしょう。
〜コーディネーショントレーニング〜
海外では基本的な動きとスポーツなどの専門種目の間に「コーディネーショントレーニング」と言われるトレーニングを取り入れています。
コーディネーショントレーニングは旧東ドイツの神経生理学者ベルンシュタイン氏の研究に端を発し、1960年代ライプチヒ大学のスポーツ運動学者G .シュナーベル氏がはじめて体系化しました。
「遊び」を通して様々な動きを手に入れ「身体操作能力」を身につけていきます。
またコーディネーショントレーニングは将来あらゆるスポーツにも適応できるようになっています。
さらにコミュニケーション能力も養うことができ心の成長にも期待ができ心身ともにたくましく育っていきます。
最近では国内でもコーディネーショントレーニングを取り入れているジムなども存在します。
コーディネーショントレーニングが必要な年齢は2〜13歳の時期になります。
2〜7歳の時期は一般的なコーディネーショントレーニング。
8〜10歳では様々なスポーツに必要な動きを習得していくため一般+専門的なコーディネーショントレーニングと組み合わせて行います。
11〜13歳では各スポーツ特性に合わせた専門性コーディネーショントレーニングが行われます。
特にプレゴールデンエイジと言われる5〜8歳の時期は神経系の発達が著しいので重要です!
さてコーディネーショントレーニングは基本となる7つの要素から構成されています。
よく「あいつは何やらしてもどんくさいな〜」「不器用」などと言われますが生まれつき鈍臭い子なんかいません。
環境が非常に大きいと思います。
もちろん生まれ持った才能を持った子はいますが
ほとんどは後天的なものだと私は考えています。
次回のブログではコーディネーショントレーニングの一つ目「リズム能力」について説明していきます。
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