こんばんは。 わたし、本が好きだった。 本の匂い、その手触り、そして文字が生きていて、そんな感じが、何より好きだった。 いつからかあまり本を手に取らなくなり、 でも、 やっぱりキミが好きだと思う。 心から、、、
生きること、世界はカラフルで、カラフルな世界で生きる。 ずっとブラックもしくはグレーな世界にいた。 ある日突然死刑台に立ったような気持ちになった。怖くて、本当に怖くて、神を信じていないわたしでさえ祈った。 まだカラフルな色んな色をみて、いろんな色を感じたいと。 最初は自然に任せようと思った、それも運命だと、しかしいまはカラフルな世界に居れるように闘うことを決めた。色を得るために、広がるがんとガツンと真っ向勝負。 色はいい、夏の生命力溢れる緑色、太陽をいっぱい浴びた赤色、どこま
もう彼は忘れていることだろう。しかし、私は彼にもらったうすくよれよれになったあおいTシャツをいまも着ている。彼は私の友人の子供で当時は幼かった。なので、実際には彼の母親であるわたしの友人が買ってくれたものだ。当時はぐっと濃いあおでその色の深さが好きだった。いまはもう色褪せてうすいあおになってしまったけれど、それでも深い色が感じられる。買ってくれた気持ちが色を濃くしてくれている気がする。
人生の意味を考える。真っ暗闇のなか、限りなく続く。
同じ日はない、でも繰り返し繰り返す。
人はいつか死ぬもんだよ。いい人もそうじゃない人も必ず。それはいろんな色を越えて、まだ見ぬきっと見たことがない色の世界にいく。 いつかきっと。でも、最近、私は、時々思う。 もしかしたら、、、実は、もうすでに死んでいて、回想しているのではないかと。 不思議な感覚で、いまここに存在している。
綺麗な世界の綺麗な色。 カラフルな洋服、カラフルな人々。 澄んだ空気の色、さやさやと風を含む爽やかな植物の色。 なのに、傲慢さに、忙しさに追われたダークな色もある。キラキラした世界に、、、キラキラした世界が壊れないように、
夜が明けて、グレーからブルーへ。 もう徹夜はしないのだが、若い頃はがむしゃらに頑張った。 計画✖️強い信念✖️明確な目標 いまも一人で戦っている。 努力が全て報われるわけではないが、努力は無駄ではない。その先にあるものを求めて、グレーからブルーに、そしていつの間にか経験が勝る。
何らかのなぞの感染症の影響で、感染すると色が認識できなくなるという世の中。唯一の対策は、防護メガネだけだが。色彩豊かな世界と白黒の世界のもつ意味とは。色が奪われた理由とは。 4月から連載開始です。
それは信念と覚悟の色。目には見えないけれど、何よりも美しい色。もしかしたら、見えていたかもしれない、見えるかもしれない色。
会社員の時、水曜日は特別な日。 月曜でも火曜でも、木曜でも金曜でもなく、 真ん中の淡く澄んだ日。 水曜日のこの特別感を味わえたのは、まだ20代の会社員時代で、水曜のほかの曜日とは違った淡く澄んだ夜の感じが好きだった。 #会社員でよかったこと
病気になって、もしかしたら明日死ぬかもしれないと思ったら、言えなかったことが言えた。真っ暗な中に、ぽつんと明るい黄色が差し込み、そこからどんどんじんわりと黄色が広がった。
掃除機を掃除する、そんな日。
法事の日はいつも雨だ。肌寒くさめざめとした雨が降る。黒でも白でもない日だ。
夏の暑い日、夜になって少し気温が下がるが、まだ暑い。そんな中、窓を開けて網戸の先に君がいて、君はサワサワと涼しげな音を立てる。葉と葉が風でサワサワと心地良い響きを与えてくれる。 夏の日々、そんな君を慕う。 #買ったわけ
人は死んだらどうなるの?(映画より) 映画にまつわるエピソードを考えると、「西の魔女が死んだ」が思い浮かぶ。 原作の小説が好きで、あの頃はただ漠然と感じていた。母が亡くなり、祖母が亡くなり、死は常に身近にあった。私自身も癌になり、時々夜の暗闇の中でそれを感じる。 誰も知らないけれど、誰もがいつかは知るが、知る時には伝えられない。 でもきっと無色透明な、しかしきっと穏やかな色なんだと思う。